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総ー2○入院(その5)について (90 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00226.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第567回 11/24)《厚生労働省》
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入院・外来分科会のとりまとめにおける指摘事項



また、標準化が進んでいると考えられる診断群分類に対する、現行の点数設定方式による評価の妥当性について
検討を行ったところ、以下のような指摘があった。
- 現行の点数設定方式は、基本的には、医療資源投入のパターンに沿った評価となっており、早期退院させた場
合への評価として十分でないのではないか。
- 入院初期を重点的に評価する点数設定方式として、短期滞在手術等に適用している点数設定方式Dがあるが、
一定の入院期間が見込まれる分類について、入院初日に高い評価とすることはなじまない可能性がある。
- 入院期間Ⅰで入院基本料を除く包括評価を行うことで、粗診粗療への高い評価を避けつつ、入院期間Ⅱより早
期での退院を一定程度評価することが可能なのではないか。

- 不要な在院日数の延伸につながらないような評価方法は重要である一方で、こうした点数設定方法を導入する
にあたっては、同質性の高い分類に限るなど条件を設定した上で、疾患や手術の特性に係る臨床的な観点も踏
まえつつ、慎重に検討する必要があるのではないか。

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