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総ー2○入院(その5)について (43 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00226.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第567回 11/24)《厚生労働省》
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入院・外来分科会のとりまとめにおける指摘事項

<地域医療係数(体制評価指数)について>


地域医療指数における体制評価指数については、5疾病5事業等における急性期入院医療への評価という観点
から、項目ごとの評価を行っている。



令和5年度機能評価係数Ⅱにおいて、体制評価指数の上限値に達する病院の割合は、大学病院本院群で11.0%
(9病院)、DPC特定病院群で5.0%(9病院)、DPC標準病院群で10.0%(150病院)であった。



また、体制評価指数の上限値の5割以上を取得する病院の割合は、大学病院本院群で100%(82病院)、DPC特

定病院群で88.4%(160病院)、DPC標準病院群で56.4%(845病院)であった。


特に大学病院本院群やDPC特定病院群については、ほとんどの病院で上限値を満たしている項目があり、評価
項目や実績評価の手法については、医療機関群ごとにあり方を検討する必要があると考えられた。



令和4年度診療報酬改定においては、第8次医療計画から新たに「新興感染症等の感染拡大時における医療」が

盛り込まれることを踏まえ、体制評価指数における評価項目に「感染症」を追加した。


「感染症」における評価内容については、第8次医療計画において、令和4年の感染症法改正により法定化された
都道府県・医療機関間での協定締結を通じ、平時から医療提供体制の確保を図ることとされていることを踏まえ、
令和6年度診療報酬改定以降、新型コロナウイルス感染症対応への評価から、入院医療に係る協定締結の評価
へと移行することが考えられるのではないか、との指摘があった。

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