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総ー2○入院(その5)について (87 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00226.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第567回 11/24)《厚生労働省》
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入院分科会のとりまとめにおける指摘事項
3-2.算定ルールに係る検討について
(1)点数設定方式について
(中略)


現行の点数設定方式A~Cについては、入院期間Ⅰでの1日当たり医療資源投入量と1入院期間での1日当たり

医療資源投入量の比率(以下、「入院期間Ⅰ/1入院比率」という。)に応じて設定されているが、経年的な医療資
源投入量等の変化により、
- 入院期間Ⅰでの医療資源投入量が増加している診断群分類が多いこと
- 点数設定方式Aが適用される診断群分類において、「入院期間Ⅰ/1入院比率」が大きくばらついていること

が確認された。


また、令和4年度診断群分類点数表において点数設定方式Aで設定される診断群分類のうち、入院期間Ⅰにお
いて医療資源投入量が設定点数を大きく上回る例が存在することが確認された。



こうした点については、入院初期に患者を退院させた場合であってもコスト回収ができるよう見直すべきではない

か、との指摘があったほか、標準的・定型的な経過をたどれば早期退院できるような診断群分類については、入
院期間Ⅱより早期に退院させた場合であっても十分な評価ができるよう検討すべきではないか、との指摘があっ
た。


点数設定方式Aで設定される診断群分類のうち、入院期間Ⅰにおいて医療資源投入量が設定点数を大きく上回
る診断群分類については、在院日数ごとの設定点数と実績点数の関係を踏まえると、点数設定方式Bを適用する
ことで、実際の医療資源投入量に見合った評価が可能となるのではないか、との指摘があった。

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