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総ー2○入院(その5)について (55 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00226.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第567回 11/24)《厚生労働省》
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入院・外来分科会のとりまとめにおける指摘事項


また、急性期医療を取り巻く環境の変化も踏まえ、社会や地域の実情に応じて求められている機能の評価という
観点から、新たに評価を行うことについて検討を行った。
(中略)

ウ)医師少数地域への医師派遣機能
- 令和6年度からの医師の労働時間の上限規制が施行されるにあたり、他の医療機関への医師派遣が危ぶまれ
る中において、大学病院等に勤務する医師に関しては、医療圏を越えて、他の医療機関へ派遣されている実態
があり、特に医師少数地域での地域医療提供体制の維持に大きな役割を果たしていることが指摘されていた。
令和5年9月には、文部科学省「今後の医学教育の在り方に関する検討会」の「中間取りまとめ」において、医師
の派遣機能が地域社会の維持に不可欠であること等が記載されている。
- 医師少数地域への医師派遣機能を評価することについては、大学病院に期待される役割等を踏まえると、大学
病院本院群に限った評価として考えられるのではないかといった指摘があった一方で、大学病院の果たす機能
については別途評価を検討する必要があるのではないか、との指摘があった。
- 大学病院の医師派遣機能については、地域医療への支援として重要な役割を担っており、働き方改革の施行を
踏まえると、評価する意義があるのではないかとの指摘があった。

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