総ー2○入院(その5)について (105 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00226.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第567回 11/24)《厚生労働省》 |
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(医療機関別係数について)
<保険診療係数>
・ 保険診療係数において評価を行っている「適切なDPCデータの作成」に係る3つの評価項目(「部位不明・詳細不明コード」、
未コード化傷病名、様式間の矛盾割合)について、令和5年度において基準を満たさないDPC対象病院はそれぞれ、1.3%、
0.2%、0.3%とわずかであった。
・ 質の高いデータ提出が安定的なDPC制度の運用の前提となっていることを踏まえると、当該基準をDPC対象病院の要件と
することも考えられるのではないか、との指摘がある。
<効率性係数>
・ 効率性係数について、診療対象とする診断群分類の種類が少なく、症例構成が偏っている医療機関に対して本来の趣旨に
そぐわない評価となる場合があり、評価手法の見直しを行うとともに、医療機関群別の評価とすることが考えられるのではな
いか、との指摘がある。
<複雑性係数>
・ 複雑性係数について、診療対象とする診断群分類の種類が少ない病院で、誤嚥性肺炎等の疾患に偏った症例構成の場合
に不適当な評価となっているのではないかとの指摘があり、急性期入院医療の評価という観点から、評価の対象とする医療
機関の基準自体を検討すべきではないか、との指摘がある。
<救急医療係数>
・ 救急医療係数について、評価の趣旨が明確になるよう、名称の変更等も含め検討する必要があるとの指摘がある。
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