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総ー2○入院(その5)について (57 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00226.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第567回 11/24)《厚生労働省》
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外国人患者に対する医療提供体制整備等の推進
⚫ 我が国の訪日外国人は、令和元年まで増加傾向で推移した後(3,188万人:令和元年)、新型コロナウイルス感染症の影響で大幅に減少していたが、令和4年10月
の水際対策の緩和等に伴い、再び増加がみられ、今後も更なる増加が見込まれる。また、在留外国人も、約308万人(令和4年12月末時点)と増加傾向にある。
⚫ こうした中、外国人患者が安心して日本の医療機関を受診できるよう、国内の医療機関における外国人患者受入のための環境整備が不可欠。
⚫ 今後は、都道府県が選定する「外国人患者を受け入れる拠点的な医療機関」(※)を中心に、医療通訳者等の配置支援、電話通訳の利用促進等を通じて、外国人
患者の受入れ環境の更なる充実を目指す。
外国人患者受入れに資する医療機関認証制度推進事業

団体契約を通じた電話医療通訳の利用促進等事業

⚫ 背景: 外国人が安心して医療機関を受診できる環境を
整備するため、外国人患者受入体制について第三者認
証制度が必要

⚫ 背景: 電話通訳は、利便性が高いものの、医療機
関における認知度は十分でない

⚫ 事業概要: 医療機関の申請に基づき第三者機関(日本
医療教育財団)が外国人患者の受入れ体制を審査・認
証する制度(JMIP)に関する情報発信やセミナーの開催
等を行う。
⚫ 補助率:定額

⚫ 事業概要:選定されたとりまとめ団体 ※)と電話通訳
事業者との間で、一括して通訳の利用に係る契約
(団体契約)を行い、傘下の医療機関が電話通訳を
利用できるようにする。
⚫ 補助率:1/2
※) 複数の医療機関から構成される法人(病院団体・グループ、医師
会等)、地方公共団体等

申請

第三者機関

団体契約

(日本医療教育財団)

審査・認証
通訳提供
都道府県単位の医療・観光等連携ワンストップ対応
都道府県に、地域の課題の協議等を行う業界分野横断的な関係者による協議会を設
置し、実態の把握・分析や受入医療機関の整備方針の協議、リスト作成と関係者への
周知、地域の課題の協議などを行う。

医療通訳者・外国人患者受入れ医療コーディネーター配
置等支援事業
背景:地域の外国人患者受入の拠点となる医療機関に
おける多言語対応等の体制整備を進める必要がある
⚫ 事業概要:
外国人患者を受け入れる拠点的な医療機関
(※)から10~箇所を選定し、以下の支援を実施
① 医療通訳者や外国人患者受入れ医療コーディネー
ターの配置
② 拠点的な医療機関の体制整備を支援するための情
報提供や助言
⚫ 補助率:定額(間接補助先:1/2)

※外国人患者を受け入れる拠点的な医療機関
「「外国人患者を受け入れる拠点的な医療機関」の選出及び受入体
制に係る情報の取りまとめについて(依頼)」(平成31年3月26日付け
医政総発0326第3号、観参発800号)に基づき選出された医療機関

希少言語に対応した遠隔通訳サービス事業
⚫ 民間サービスがなく、行政が通訳者を確保することも難しい希少言語に対応可能な遠隔
通訳サービスを国が提供。
Sila menjaga diri sendiri
Mangyaring alagaan ang iyong sarili
Выздоравливайте

⚫ 都道府県に、医療機関等から寄せられる
様々な相談にも対応できるワンストップ窓口
を設置。
外国人患者受入れ医療コーディネーター養成研修事業
補助先:都道府県
補助率:1/2

※ 医政局総務課医療国際展開推進室提供資料

⚫ 医療機関の外国人患者受入対応能力向上のため、外国人患者受入れ医療コーディ
ネーターの養成研修を実施。

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