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○個別事項(その8)について 総-4 (68 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00227.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第568回 11/29)《厚生労働省》 |
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せん妄ハイリスク患者ケア加算及び認知症ケア加算で求めるアセスメント
○ せん妄ハイリスク患者ケア加算では、せん妄のリスク因子の確認を行いハイリスク患者対してせん妄対策を実施するこ
と、認知症ケア加算では、入院前の生活状況等を情報収集し、その情報を踏まえたアセスメントを行うこと、行動・心理症
状がみられる場合には、その要因をアセスメントし、症状の軽減を図るための適切な環境調整や患者とのコミュニケー
ションの方法等について検討することを求めている。
○ せん妄のリスク因子には「認知症」が含まれ、せん妄対策には「認知機能低下に対する介入」が含まれている。
せん妄ハイリスク患者ケア加算
認知症ケア加算
【算定留意事項(抄)】
せん妄ハイリスク患者ケア加算
(2) せん妄ハイリスク患者ケア加算は、急性期医療を担う保険医療機関の一般
病棟において、全ての入院患者に対してせん妄のリスク因子の確認を行い、ハ
イリスク患者に対するせん妄対策を実施した場合に、当該対策を実施した患者
について、当該入院期間中1回に限り算定する。
【算定留意事項(抄)】
認知症ケア加算1
イ 当該患者を診療する医師、看護師等は、認知症ケアチームと連
携し、病棟職員全体で以下の対応に取り組む必要がある。
(3) せん妄のリスク因子の確認及びハイリスク患者に対するせん妄対策は、各保
険医療機関において作成したチェックリストに基づいて行うこと。なお、当該チェッ
クリストを作成するに当たっては、別紙様式7の3を参考にすること。
① 当該患者の入院前の生活状況等を情報収集し、その情報を踏
まえたアセスメントを行い、看護計画を作成する。その際、行動・
心理症状がみられる場合には、その要因をアセスメントし、症状
の軽減を図るための適切な環境調整や患者とのコミュニケーショ
ンの方法等について検討する。
別紙様式7の3
(4) せん妄のリスク因子の確認は患者の
入院前又は入院後3日以内、ハイリスク患
者に対するせん妄対策はリスク因子の確
認後速やかに行うこと。また、リスク因子の
確認及びせん妄対策に当たっては、それ
ぞれの病棟において、医師、看護師及び薬
剤師等の関係職種が連携を図ること。
(5) せん妄のハイリスク患者については、
せん妄対策を実施した上で、定期的にせ
ん妄の有無を確認し、早期発見に努めるこ
と。なお、せん妄ハイリスク患者ケア加算
は、せん妄対策を実施したが、結果的にせ
ん妄を発症した患者についても算定可能で
あること。
せん妄ハイリスク患者ケア加算に係るチェックリスト
(患者氏名)
殿
入院日
:令和
年
月
日
リスク因子確認日:令和
せん妄対策実施日:令和
年
年
月
月
日
日
1.せん妄のリスク因子の確認
(該当するものにチェック)
□ 70 歳以上
□
□
□
□
□
脳器質的障害
認知症
アルコール多飲
せん妄の既往
リスクとなる薬剤(特にベンゾジアゼピン系薬剤)の使用
② 当該計画に基づき認知症症状を考慮したケアを実施し、その評
価を定期的に行う。身体的拘束を実施した場合は、解除に向けた
検討を少なくとも1日に1度は行う。
③ 計画作成の段階から、退院後に必要な支援について、患者家族
を含めて検討し、円滑な退院支援となるよう取り組む。
④ ①から③までについて診療録等に記載する。
□ 全身麻酔を要する手術後又はその予定があること
2.ハイリスク患者に対するせん妄対策
(リスク因子に1項目以上該当する場合は、以下の対応を実施)
□ 認知機能低下に対する介入(見当識の維持等)
□
□
□
□
□
□
脱水の治療・予防(適切な補液と水分摂取)
リスクとなる薬剤(特にベンゾジアゼピン系薬剤)の漸減・中止
早期離床の取組
疼痛管理の強化(痛みの客観的評価の併用等)
適切な睡眠管理(非薬物的な入眠の促進等)
本人及び家族へのせん妄に関する情報提供
3.早期発見
認知症ケア加算2・3
イ 当該患者が入院する病棟の看護師等は、当該患者の行動・心
理症状等が出現し、あるいは出現すると見込まれ、身体疾患の治
療への影響が見込まれる場合に、症状の軽減を図るための適切
な環境調整や患者とのコミュニケーションの方法等を踏まえた看護
計画を作成し、当該計画に基づき認知症症状を考慮したケアを実
施し、その評価を行うこと。
せん妄のハイリスク患者については、せん妄対策を実施した上で、定期的にせん妄の有
無を確認し、早期発見に努める。
※1
せん妄のリスク因子の確認は入院前又は入院後3日以内に行う。
※2
せん妄対策はリスク因子の確認後速やかに行う。
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○ せん妄ハイリスク患者ケア加算では、せん妄のリスク因子の確認を行いハイリスク患者対してせん妄対策を実施するこ
と、認知症ケア加算では、入院前の生活状況等を情報収集し、その情報を踏まえたアセスメントを行うこと、行動・心理症
状がみられる場合には、その要因をアセスメントし、症状の軽減を図るための適切な環境調整や患者とのコミュニケー
ションの方法等について検討することを求めている。
○ せん妄のリスク因子には「認知症」が含まれ、せん妄対策には「認知機能低下に対する介入」が含まれている。
せん妄ハイリスク患者ケア加算
認知症ケア加算
【算定留意事項(抄)】
せん妄ハイリスク患者ケア加算
(2) せん妄ハイリスク患者ケア加算は、急性期医療を担う保険医療機関の一般
病棟において、全ての入院患者に対してせん妄のリスク因子の確認を行い、ハ
イリスク患者に対するせん妄対策を実施した場合に、当該対策を実施した患者
について、当該入院期間中1回に限り算定する。
【算定留意事項(抄)】
認知症ケア加算1
イ 当該患者を診療する医師、看護師等は、認知症ケアチームと連
携し、病棟職員全体で以下の対応に取り組む必要がある。
(3) せん妄のリスク因子の確認及びハイリスク患者に対するせん妄対策は、各保
険医療機関において作成したチェックリストに基づいて行うこと。なお、当該チェッ
クリストを作成するに当たっては、別紙様式7の3を参考にすること。
① 当該患者の入院前の生活状況等を情報収集し、その情報を踏
まえたアセスメントを行い、看護計画を作成する。その際、行動・
心理症状がみられる場合には、その要因をアセスメントし、症状
の軽減を図るための適切な環境調整や患者とのコミュニケーショ
ンの方法等について検討する。
別紙様式7の3
(4) せん妄のリスク因子の確認は患者の
入院前又は入院後3日以内、ハイリスク患
者に対するせん妄対策はリスク因子の確
認後速やかに行うこと。また、リスク因子の
確認及びせん妄対策に当たっては、それ
ぞれの病棟において、医師、看護師及び薬
剤師等の関係職種が連携を図ること。
(5) せん妄のハイリスク患者については、
せん妄対策を実施した上で、定期的にせ
ん妄の有無を確認し、早期発見に努めるこ
と。なお、せん妄ハイリスク患者ケア加算
は、せん妄対策を実施したが、結果的にせ
ん妄を発症した患者についても算定可能で
あること。
せん妄ハイリスク患者ケア加算に係るチェックリスト
(患者氏名)
殿
入院日
:令和
年
月
日
リスク因子確認日:令和
せん妄対策実施日:令和
年
年
月
月
日
日
1.せん妄のリスク因子の確認
(該当するものにチェック)
□ 70 歳以上
□
□
□
□
□
脳器質的障害
認知症
アルコール多飲
せん妄の既往
リスクとなる薬剤(特にベンゾジアゼピン系薬剤)の使用
② 当該計画に基づき認知症症状を考慮したケアを実施し、その評
価を定期的に行う。身体的拘束を実施した場合は、解除に向けた
検討を少なくとも1日に1度は行う。
③ 計画作成の段階から、退院後に必要な支援について、患者家族
を含めて検討し、円滑な退院支援となるよう取り組む。
④ ①から③までについて診療録等に記載する。
□ 全身麻酔を要する手術後又はその予定があること
2.ハイリスク患者に対するせん妄対策
(リスク因子に1項目以上該当する場合は、以下の対応を実施)
□ 認知機能低下に対する介入(見当識の維持等)
□
□
□
□
□
□
脱水の治療・予防(適切な補液と水分摂取)
リスクとなる薬剤(特にベンゾジアゼピン系薬剤)の漸減・中止
早期離床の取組
疼痛管理の強化(痛みの客観的評価の併用等)
適切な睡眠管理(非薬物的な入眠の促進等)
本人及び家族へのせん妄に関する情報提供
3.早期発見
認知症ケア加算2・3
イ 当該患者が入院する病棟の看護師等は、当該患者の行動・心
理症状等が出現し、あるいは出現すると見込まれ、身体疾患の治
療への影響が見込まれる場合に、症状の軽減を図るための適切
な環境調整や患者とのコミュニケーションの方法等を踏まえた看護
計画を作成し、当該計画に基づき認知症症状を考慮したケアを実
施し、その評価を行うこと。
せん妄のハイリスク患者については、せん妄対策を実施した上で、定期的にせん妄の有
無を確認し、早期発見に努める。
※1
せん妄のリスク因子の確認は入院前又は入院後3日以内に行う。
※2
せん妄対策はリスク因子の確認後速やかに行う。
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