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総ー4○個別事項(その15)について (56 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00233.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第574回 12/20)《厚生労働省》 |
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重症心不全患者のDestination Therapyについて
○ 植込型補助人工心臓(VAD)は、弱った心臓のかわりに血液を全身に送り出す機械であり、難治性・治療
抵抗性の重症心不全患者に対して適応となる治療法である。
○ 「重症心不全に対する植込型補助人工心臓治療ガイドライン」によると、移植適応とならないNYHA心機
能分類IV度の重症心不全患者では,内科的治療だけでは1年生存率は25%と予後が悪く,LVAD治療が予
後を改善するとされている。このような移植医療を目的としないLVAD治療をDT(Destination Therapy)と
呼び、予後を改善するのみならず、自宅退院し社会生活を送ることができるようになり、生活の質も改善す
るとされている。
○ DT患者の選択基準として、65歳未満が望ましいとされているが、栄養状態や腎機能等に応じて65歳以上
も選択基準として考慮されている。
※ 健康・生活衛生局がん・疾病対策課より提供
出典:国立循環器病研究センターHP、
「重症心不全に対する植込型補助人工心臓治療ガイドライン」(2021年改訂版)より抜粋
56
○ 植込型補助人工心臓(VAD)は、弱った心臓のかわりに血液を全身に送り出す機械であり、難治性・治療
抵抗性の重症心不全患者に対して適応となる治療法である。
○ 「重症心不全に対する植込型補助人工心臓治療ガイドライン」によると、移植適応とならないNYHA心機
能分類IV度の重症心不全患者では,内科的治療だけでは1年生存率は25%と予後が悪く,LVAD治療が予
後を改善するとされている。このような移植医療を目的としないLVAD治療をDT(Destination Therapy)と
呼び、予後を改善するのみならず、自宅退院し社会生活を送ることができるようになり、生活の質も改善す
るとされている。
○ DT患者の選択基準として、65歳未満が望ましいとされているが、栄養状態や腎機能等に応じて65歳以上
も選択基準として考慮されている。
※ 健康・生活衛生局がん・疾病対策課より提供
出典:国立循環器病研究センターHP、
「重症心不全に対する植込型補助人工心臓治療ガイドライン」(2021年改訂版)より抜粋
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