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資料4 こども大綱(案) (38 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_shakaihosho_kochiku/dai10/gijisidai.html
出典情報 こども政策推進会議(第2回)・全世代型社会保障構築本部(第10回)(12/22)《内閣官房》
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(3)社会参画や意見表明の機会の充実
こどもや若者にとって社会参画や意見表明の機会や場が必ずしも十分ではない現状を踏
まえ、あらゆるこども・若者が、家庭や学校、地域などにおいて、意見を形成し、日常的に
意見を言い合える機会や、権利の主体として尊重され、意見が聴かれ、その意見が尊重され
る機会を、乳幼児期から学童期・思春期・青年期に至るまで持つことができるよう、こども
や若者が自由に意見を表明しやすい環境整備と気運の醸成に取り組む。また、保護者や教職
員、幼児教育や保育に携わる者などこどもや若者の健やかな育ちに関わるおとなのほか、広
く社会に対しても、こども・若者の意見を表明する権利について周知啓発する。
こどもや若者が意見を表明し、社会に参画できるようになるため、こどもや若者が理解し
やすくアクセスしやすい多様な方法でこども施策に関する十分な情報提供を行う。
こどもや若者が、自らの意見や気持ちを表明してもよいことを理解できるよう、その年齢
や発達の程度に応じて、自らの権利について知る機会の創出に向けて取り組む。
(4)多様な声を施策に反映させる工夫
貧困、虐待、いじめ、体罰・不適切な指導、不登校、障害・医療的ケア、非行などを始め、
困難な状況に置かれたこども・若者、ヤングケアラー、社会的養護の下で暮らすこども、社
会的養護経験者など、様々な状況にあって声を聴かれにくいこどもや若者、乳幼児を含む低
年齢のこども、意見を表明することへの意欲や関心を必ずしも高くもてないこどもや若者が
いることを認識し、全てのこども・若者が自らの意見をもち、それを表明することができる
という認識の下、安心して意見を表明し、その意見が施策に反映されるよう、意見聴取に係
る多様な手法を検討するとともに、十分な配慮や工夫をする。
(5)社会参画・意見反映を支える人材の育成
こどもや若者が意見を言いやすい環境をつくるため、安全・安心な場をつくり意見を言い
やすくなるように引き出すファシリテーターを積極的に活用できるよう、人材確保や養成等
のための取組を行う。
(6)若者が主体となって活動する団体等の活動を促進する環境整備
様々な社会課題の解決に自ら声を上げて取り組む若者団体や地域においてこどもや若者
が主体となって活動しているこども会議、若者会議、ユースカウンシルなどは、こどもや若
者の社会参画の機会の一つであり、これらの活動がより充実するよう、連携を強化するとと
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