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令和5年度厚生労働省補助金事業「看護業務効率化先進事例収集・周知事業」 報告書 (20 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/nursing/assets/work-efficiency-report2024.pdf
出典情報 令和5年度厚生労働省補助金事業「看護業務効率化先進事例収集・周知事業」 報告書(4/2)《日本看護協会》
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・受賞取組の認知度については、取組内容によって差があった。認知度の高い事例について
は、様々なメディアに多く取り上げられたことが要因と考えられ、その他の事例について
は各施設の課題に応じて関心がもたれていると考えられる。
・今後各施設の課題に応じた看護業務効率化の取組が推進されるよう、個別の事例の周知だ
けでなく、
「看護業務効率化取り組みガイド」
(以下、
「ガイド」
)を活用し、看護業務効率
化の考え方や取組方法等について周知を行うことが必要である。
・各施設が直面している課題は様々であることから、課題解決につながるよう好事例の周知
方法について検討が必要である。
(3) 先進的な取組を普及できたか
①プロセス【
「看護業務の効率化試行支援事業」(以下、試行支援事業)の実施】
■事業参加施設の募集に関する周知
・日本看護協会公式ホームページ、SNS、ポータルサイトへの掲載
・認定看護管理者会のメーリングリストを活用
・都道府県看護協会を通じた周知
■実施内容
・受賞施設の担当者・有識者等による相談・助言
・実施に必要な費用(上限 50 万円)の補助
■実施後の成果に関する周知
・ポータルサイトへの掲載
②アウトカム【試行支援事業の成果】
■実施件数の推移
実施件数

2020 年度

2021 年度

2022 年度



11

15

4

30

■取組別の実施数(2 年度継続施設を含む)

「ユニフォーム 2 色制」と「ポリバレントナース
育成」による持続可能な残業削減への取り組み
外来病棟一元化による勤務環境改善
業務改善

2020

2021

2022

2023

年度

年度

年度

年度

5

2

1

1

排尿ケアチームの立ち上げ~患者の QOL 向上を
目指して~

1

1

1

2

看護記録に要する時間削減の効率化への取り組
み-記録内容の標準化とリアルタイム記録に焦
点を当てて-

- 16 -

2

1