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令和5年度厚生労働省補助金事業「看護業務効率化先進事例収集・周知事業」 報告書 (21 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/nursing/assets/work-efficiency-report2024.pdf
出典情報 令和5年度厚生労働省補助金事業「看護業務効率化先進事例収集・周知事業」 報告書(4/2)《日本看護協会》
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ICT ツール×ウエブ会議最大活用による業務効
率化への取り組み
タスク・シフト/
シェア、
多職種連携

病棟薬剤師との役割委譲・協働による病棟薬剤管
理業務の見直し

スクリーニングを看護計画に直結させる-
ウィズコロナで ICT 促進!~患者と家族をつな

活用

による記録時間の削減~
訪問看護におけるエコーによるアセスメント導
入と ICT を使った医師との連携

その他の

看護部働き方改革プロジェクト:「繁忙度表」を

工夫

活用した人員の采配と応援体制づくり

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ぐオンライン面会の取り組み~
ナースハッピープロジェクト(NHP)~音声入力

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入退院支援の活動からつなぐ看護へ-外来での

AI・ICT 等技術の

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③評価
・試行支援事業を通じ、3 年間で 30 施設が受賞施設の支援を受けて、11 の選定した取組を
実施することができた。
・各施設の課題に応じた取組が重要であり、今後の普及に向けては「ガイド」を活用し、課
題解決に向けたプロセス等を周知していくことが有用であると考えられる。
(4) 取組事例の成果はどのようなものだったか
■2019~2022 年度 アワード受賞施設取組成果(応募書類より)
施設が 5 段階リッカート法により評価した取組成果のうち、上位 3 つ(大変良い、良い、
少し良い)を取組成果ありと定義し、抽出した。選定した取組の成果については、1 つの取
組で複数の成果が得られるものや、複数の取組を組み合わせて成果が出ているものがあった。

【成果項目について】
2019~2020 年度③労働環境向上は、2021 年度以降は③有給休暇取得状況改善と④時間外業務時間削減に細分された。
【成果項目⑧その他の具体的内容について】
2021 年度離職率の低下(2 件)、専門的知識の向上など、2022 年度インシデント予防・減少(2 件)
、通勤時間の削減・感染症
対応に関する看護の質向上(2 件)、看護ケア実践時間増加、他職種連携強化など多岐にわたる。

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