■代表的事例の成果（数値）
試行支援事業において、複数の施設が試行した取組事例について、受賞施設における数値
的成果と試行施設における数値的成果を比較した。試行支援事業で実施した取組では、病院
の体制や前提条件が異なることから、取組んだすべての施設で同様の成果が得られたわけで
はないが、複数の施設において一定程度の成果が見られた。

2） 今後普及すべき「看護業務効率化の考え方」について
1）の評価を踏まえ、今後も看護業務の効率化を推進する上で、普及すべき「看護業務効率化
の考え方」について整理を行った。
（1）検討の経緯
・2021 年看護業務の効率化・生産性向上のための支援策検討委員会の下に設置した「看護業務
効率化・生産性の向上に関する本会方針検討ワーキンググループ」において、「看護におけ
る『業務の効率化』および『生産性』の定義・評価基準」について検討を行った。

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