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看護業務効率化取り組みガイド (11 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/nursing/assets/korituka-guide.pdf
出典情報 看護業務効率化取り組みガイド(3/29)《日本看護協会》
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「看護職の倫理綱領] (2021年)
https://WWw.nurSe.0r.jD/nursing/assets/statistics_publication/publication/rinri/code_of_ethics.pdf

3. 医療安全の視点

業務を効率化したことで、看護の対象者の医療安全が脅かされるよつなことはあってはなりません。特
に看護の専門性を要する業務について効率化を進める際は、根拠に基づいた方法や手順から逸脱するごこ
とのないよつう気を付けましょうつ。どのようなお根拠に基づいているかを人確認し、最新の根拠に基づく方法や
手順に更新していくことは医療安全上も重要です。

また、資格を要さない看護補助者等に業務を委譲する場合は、必ず業務の範囲や内容を明確にするとこと
もに、実施にあたって必要な知識や技術を身につけるための研修やOJTなごどを実施し、ミスや医療事故の
防止に努める必要があります。

さらに、看護提供体制を変更する際には、看護の対象者および看護職員の安全を守るために必要な人貞
を確保したつえで、効率化の観点から体制の見直しを行うことが重要です。

4. 法律的・制度的な視点

業務効率化の取り組み内容を検討する際には、これから取り組ちもつとしている内容が関連する法律を
遵守しているか、制度と整合性がとれているかといつった点を確認する必要があります。特にタスク・シフト
シェアについては、保健師助産師看護師法のほか、各医療関係職種の業務内容が規定されている法律や
タスク・シフトンプシェアに関する関係法令(P.9 *2参照 )を確認しましょうつ。また、看護提供体制なごを変
更する際には、医療法のほか、算定している診療報倒や介護報酬上の要件を満たしているかについても確
認が必要です。

5. 働きがいの視点

看護ケアに十分な時間を確代できるこことが、看護職の仕事の満定度を高めます。また、看護職員に時間
や気持ちのゆとりが生まれることによって、働くモチベーションが上がったといつ事例もあります。看護
の対象者への効果成果だけでなぐく、看護職員の負担軽減やモチベーションの向上こといった働きがいの視
点を持ち、取り組み内容を検討しましょつう。