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看護業務効率化取り組みガイド (24 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/nursing/assets/korituka-guide.pdf
出典情報 看護業務効率化取り組みガイド(3/29)《日本看護協会》
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次の段階に進めたり、あるいは今後も取り組みを維持・継続させ、さらには発展を目指す際の検討材料とな
ります。当初想定していなかった副次的な効果が得られることもあるため、目標達成の可否に関わらず、成
末の評価、取り組み全体の評価を行うことは重要です。

評価においては、取り組み自体の成果である削減された時間や費用なごの数値に目が行きがちですが、
看護業務効率化で目指す成果へと結びつくことが大切です。取り組みが看護の質向上につながっている
か、看護業務効率化によっつて生み出された労働力や時間の活用によって、看護の専門性の更なる発揮や看
護職のモチベーションの維持・向上、およびWLB (ワーク・ライフ・バランス)の取れた働き方の実現ができ
ているかがも確認します。

さらに、評価結果はプロジェクトチームや看護部門内だけでなく、協働・協力した他職種・他部門や組織
の経営層なごどにも報告します。結果の良し悪しにかかわらすず、取り組みの関係者やサポートを得た先に
は、結果を報告する必要があります。

評価後の取り組み

看護業務効率化の取り組みは、評価をした後も続きます。評価結末が思わしくべなかつた場合は、PDCA
サイクルにのっことってAction(改善)を図り、改善した取り組みを実施して目標達成を目指します。

改善策の検討にあめたっては、評価によって見出したこれまでの取り組みの良かっつた/悪かった要素をもと
に、取り組み内容を検討します。これまでのやり方に固執することなく、取り組む時期を変えてみたり、プロ
ジェクトチームの人上中を手厚ヘへしたりするなご、大小の改善・工夫を取り入れて、目標を達成し課題解決へと

つながる取り組み内容を再度検討し、実行に移すことでPDCAサイクルに沿った取り組みを継続します。

一方、一連の取り組みが、目標を達成し有効な成果が得られた場合も、看護業務効率化の取り組みはそ
こごで終わるわけではありません。和弟3章を参考に、得られた成果を維持し、さらには発展させていくことを
考えましょつ。