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看護業務効率化取り組みガイド (8 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/nursing/assets/korituka-guide.pdf
出典情報 看護業務効率化取り組みガイド(3/29)《日本看護協会》
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看護業務効率化の考え方

1. 看護業務効率化の考え方
て1-1) 看護業務効率化とはーー一その目的と目指す成果

看護業務効率化とは(図5) 、看護の対象者一人ひとりに対し質の高いケアを提供するために、[看護の質
の向上を図り、看護の専門性の更なる発揮および勤務環境改善を図るの]ことを目的とし、看護実践の場に
おける業務のつち、非効率的な方法や手順で実施している業務や看護職貞以外でも実施可能な業務、組織
内での業務負担の偏り等について、業務内容や方法、体制を見直し、効率的な業務に改善することです。

看護業務効率化が目指す成果は、看護ケア内容の充実や、看護業務効率化によって生み出されただ労働力
や時間の活用による、看護の専門性の更なる発揮、看護職のモチベーションの維持・向上、およびWLB
(ワーク・ライフ・バランス)の取れた働き方の実現です。

【図5 看護業務効率化とは】

看護の質の向上を図り、看護の専門性の更なる発揮および勤務環境改善を図る

看護実践の場における業務のつち、非効率的な方法や手順で実施している業務や
内容 | 看護職以外でも実施可能な業務、組織内での業務負担の偏り等について、

業務内容や方法、体制を見直し、効率的に改善すること

効率化が可能な業務 取り組むにあたって必要な視点
昌効率的な看護業務 昌 看護の専門性の視点

昌 他有職種による実施が可能な業務 (専門性の保持)

m 組織内 (看護職間病棟間、事業所間等)での業務負担の偏り ョ倫理的な視点

(看護の対象者に不利益がない)
効率化の主な方法 申 医療安全の視点

廃止、削減 再配置、標準化 m 法律的制度的な視点

ー元化、分業化 機械化、IT化 呈 働きがいの視点

m 看護ケア内容の充実 m 看護の専門性の更なる発揮
目指すべき


m 業務時間や業務量の削減によって | 7 ョ看護職のモチベーションの維持・向上
生み出された労働力や時間の活用 mWLBの取れた働き方の実現