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資料6 提出資料5(玉川構成員) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40336.html
出典情報 新たな地域医療構想等に関する検討会(第3回 5/22)《厚生労働省》
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現在の地域医療構想における課題と対応
Ⅱ-3 役割分担・医療体制

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①病床必要量と機能報告の制度的な不整合(病床・病棟)

④在宅や介護との連携に際する調整の困難性

・必要量は病床だが、報告は「病棟」単位

・病院間の機能分担だけでは完結せず、進めるべき課題

・当該扱いがもたらした混乱

・在宅との連携は、地域への踏込が必要。

・解釈や独自基準での整理という後手感のある対応

・一方でこれまで以上にステークホルダーが増加・複雑化
・介護は市町村主体であるため、医療サイドからのアプローチのみでは、
体制の調整は難度高い側面あり。

②策定時と実際の機能のズレ(急性期・回復期)

⑤医師・看護師不足への対応(適応策・対応策の双方)

・急性期と回復期に関わるバリエーションへの対応
(例:ポストアキュート、サブアキュート、高齢者救急)

・医師数が絶対的に不足する地域における医師の確保

・多機能性を有する病院・病棟への評価
※過疎地域等では高齢者医療と急性期のミックス形態も。

③医療資源が乏しい地域への対応(在宅の受け皿縮小地域)
・過疎地では診療所が順次縮小(かかりつけ、在宅医療機能の縮小)※
高齢医師の引退、経営面でも困難な地域(患者密度等)
・地域内病院がクリニックが担っていた機能のカバーを求められる構図
も(かかりつけ医機能、在宅医療支援)。

・包括期のニーズ増に対応する医師の不足感(総合的診療を担う医師
←→ サブスぺ志向の流れ)
・病院看護師(特に急性期)の流出傾向、一方でニーズ増となる在宅・
介護とのミスマッチも
※看護は新たな成り手の不足感あり。必要数をいかに確保するか(新
卒者対策、再就業対策)。
・将来的に看護師不足が進めば、看護師→医師への逆タスクシフトの可
能性も…