付表 2. MRCI を用いた国内の研究事例の要約
文献
（筆頭著者名、出版年）
Kase 201915

薬物治療の複雑性や

研究方法

服薬簡素化に関する主な結果

- コホート研究

- 平均薬剤種類数：入院時 5.4 種類、退院時

- 大学病院 1 施設

4.6 種類

- 2017～2018 年調査

- 平均 MRCI スコア：入院時 総スコア

- 83 人（平均 83.7 歳、女性

19.3、セクション A 3.5、B 9.5、C 6.2；退院

63.4%）

時 総スコア 17.1
- 入院中に MRCI スコアが減少：43.9%

Wakai 202116

- コホート研究

- 薬剤種類数中央値は、アドヒアランス良好群

- 大学病院 1 施設

で 7 種類、不良群で 9 種類

- 2018 年調査

- MRCI スコア中央値：総スコア アドヒアラン

- 降圧薬治療中の患者

ス良好群で 16、不良群で 25

- 入院時に薬剤師が持参薬のアドヒ

- MRCI スコア（経口薬のみ）：セクション A

アランスを評価（不良：患者自身で薬

9%、B 51%、C 40%

剤管理できない等）
- 1,057 人（年齢中央値 良好群 70
歳、不良群 74 歳；女性 良好群
40%、不良群 37%）
Masumoto 2021a17

- 横断研究

- 平均薬剤種類数 7.4 種類

- 在宅医療を提供する診療所 1 施設

- 平均 MRCI-J（日本版）スコア：総スコア

- 2017～2018 年調査

23.3、セクション A 3.5、B 12.0、C 7.8

- 在宅医療を受ける高齢者 72 人
（平均 84.3 歳、女性 43.1%）
Masumoto 2021b

18

- コホート研究

- 在宅医療開始前の定期処方薬の薬剤種類

- 在宅医療を提供する診療所 6 施設

数：6.9 種類

- 2018～2019 年調査

- 平均 MRCI-J（日本版）スコア：在宅医療開

- 在宅医療を開始した高齢者 169

始前 総スコア 22.4、セクション A 4.5、B

人（平均 84.0 歳、女性 59.2%）

10.4、C 7.6；開始 3 ヵ月後 総スコア 21.1、
セクション A 4.1、B 9.7、C 7.2

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