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資料1 美容医療に関する現状について(2024年6月27日15時再掲) (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41010.html
出典情報 美容医療の適切な実施に関する検討会(第1回 6/27)《厚生労働省》
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小括(美容医療を巡る実態について)

◼ 美容医療施術の状況

いわゆる美容医療については、近年、その施術件数が増加しており、新型コロナウイルス感染症の流行下で
は一時期減少したものの、その後増加し続けている。特に、脱毛やいわゆるボトックス注射を含む、比較的侵
襲性が低い施術が顕著に増加している傾向にある。
◼ 美容医療に関する国民の意識

美容医療に対する国民の意識も変化しており、美容医療を受ける理由としては、女性については、「コンプ
レックスの解消」「自己満足」等が変わらず上位である一方で、男性については、2021年は「モテたい」が1
位だったところ、2022年及び2023年については、「コンプレックスの解消」が1位になっている。また、
「手軽にできるようになったから」「価格も安くなってきたから」の順位が上昇している。

特に10代、20代の若年層では施術への抵抗感が低くなっている。
◼ 美容医療の提供体制

診療所において、美容医療に関連する診療科で従事する医師数は毎年増加している。全体と比べた際に、比
較的年齢構成が若い特徴があるが、中でも、美容外科については20代、30代の医師が増加している。

◼ 美容医療に関する国民の相談の状況

美容医療に関連する相談件数は毎年増加している。また、相談件数の増加に合わせて、「危害」に関する相
談も増加している。近年では、「通信販売」の形態に関する相談も増加している。

契約者は主に20代と30代が多い。また、相談に係る平均金額は低下している。

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