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資料1 介護情報基盤について (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41097.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第113回 7/8)《厚生労働省》
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介護情報基盤および介護事業所のセキュリティ対策
現状・課題

○ 現在、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」において、医療機関等における医療情報の適
切な取扱い等が示されており、介護事業所が医療情報を取り扱う場合は同ガイドラインに則り対応している。
○ 一方、介護情報も医療情報と同様、介護サービス利用者の機微な情報を含む情報であることから、同ガイド
ラインを踏まえつつ、介護事業所におけるシステムの運用の実態等を考慮して取り扱う必要がある。
○ 同ガイドラインでは、医療情報の取扱いにインターネット回線を利用する場合は通信の暗号化等の対策が必
要としている。
○ 現在、介護事業所は、介護報酬請求にあたり、電子証明書による介護事業所の真正性確認によって、イン
ターネット回線を利用し、通信の暗号化を行った上で電子的な請求事務を行っている。
○ また、同ガイドラインでは、医療情報を扱う際は以下の対策等を、介護事業所等に求めている。
通信ログの取得・管理、パスワードの設定等
端末の管理、職員のアクセス権限の管理等

対応案

○ 介護事業所から介護情報基盤にアクセスするにあたっては、介護報酬請求の仕組みと同様にインターネット
回線を用いて行う方式についても検討する。
○ 介護情報基盤では、通信ログの取得・保管・監視や、ログインルールの設定等のセキュリティ対策を行う。
○ 介護事業所では、端末の管理、職員のアクセス権限の管理等の対策を実施することとし、これらについて、
既存のガイドラインを介護事業所向けにわかりやすく説明した手引きを作成する。
(参考)介護情報基盤及び介護事業所で行うセキュリティ対策の詳細については次ページに記載。

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