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資料1 介護情報基盤について (39 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41097.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第113回 7/8)《厚生労働省》
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サービスの質向上の具体例①

LIFE情報の活用

共有するLIFE情報としては、当面は、利用者の幅広い情報を有する科学的介護推進体制加算の利用者フィードバック票
を想定している。
利用者に関係しているケアマネジャー、介護事業所、医療機関の関係者及び利用者本人に共有することで、介護・医療の
質の向上が期待される。

概要
ケアマネジャーによる閲覧

現状・課題

主なメリット

ケアプランに示されている介護サービス提供事業所が、どのような
ケアマネがLIFE情報を閲覧することで本
サービスを提供し、利用者の状態像をどのように評価しているかにつ
人の状態を踏まえたケアプランを作成で
いて、統一された評価項目を用いた利用者の状況と変化を確認す
きる
ることができない。

他事業所における利用者の状況及び評
LIFEを利用して評価している他の事業所が、当該利用者の状況
他介護事業所による閲覧
価を確認することで、状況に応じた適切
をどのように評価をしているかを確認することができない。
なケアの提供につながる。

医療機関による閲覧

利用者等による閲覧

かかりつけ医:普段関わっている介護事
業所におけるご本人の評価を確認するこ
かかりつけ医の場合:ご本人の日常生活における機能や状態は、
とができ、不要な処方を減らすなど診療
時間の制約もあり、必ずしも診療時だけでは確認できない。
に活かすことができる。
緊急時に対応する医療機関の場合:利用者の日常の状況が確
緊急時:緊急受診時は状態が急激に
認できず、どの程度の活動レベルがあったのかが分からない場合があ
落ちていることが多いが、元の状態を確
る。
認できることで、早期のリハビリ導入等を
検討できるようになる。
LIFE情報は現在利用者や利用者の家族等に電子的には共有さ 自身の状態や評価を確認でき、主体的
れていないため、利用者の状況及び評価を確認することができない。な介護サービスの選択等につながる。
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