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【資料1ー2】働き方の多様化を踏まえた被用者保険の適用の在り方に関する懇談会 議論の取りまとめ (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41124.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第180回 7/3)《厚生労働省》
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Ⅶ.おわりに
本懇談会では、被用者保険の適用の在り方について、業界団体・労働者団体をは
じめとする 13 の関係団体からヒアリングを行った上で、短時間労働者、個人事業所、
複数の事業所で勤務する者、フリーランス等とそれぞれの観点から議論を重ねてき
た。
働き方が多様化する中で、被用者にふさわしい保障を実現していく意義や、働き
方に中立的な制度を構築していく重要性は、基本的な方向として共通の認識が得ら
れた。一方で、現行制度の見直しは、対象となる事業所において新たな負担が生じ
るほか、労働者の働き方や医療保険制度の在り方、保険者の財政等にも大きな影響
があることから、そうした点に配慮しつつ、関係者の意見を伺いながら丁寧に議論
していくことが不可欠である。
今後、被用者保険の適用に関する議論は、社会保障審議会の医療保険部会や年金
部会等において引き続き行われることとなるが、本懇談会で議論した検討事項は多
岐にわたるため、次期制度改正で対応すべき点、中長期的に検討を進める点等、時
間軸についても意識しながら検討を行い、必要な制度見直しが着実に進められるこ
とを期待する。

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