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【資料1ー6】学会における対応 (23 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24780.html |
出典情報 | 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第6回 3/25)《厚生労働省》 |
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くは病院幹部)〜薬剤部〜対象薬剤を使用する診療科・診療部門、という体制を構築し
て対処する必要がある。
(注2)集中治療室以外でプロポフォール、ミダゾラムを使用する診療科・部門として、
麻酔科、救急科、循環器内科、呼吸器科、神経内科、心臓外科、脳外科、内視鏡検査部
門、救急外来などが考えられる。薬剤使用・在庫の現状把握には薬剤部が主体となり集
計を行うが、診療科の中で2剤の主要なユーザーと考えられる集中治療医と麻酔科医
とが連携して、各施設における使用を積極的にコントロールする必要がある。
B.
自施設内における、対象薬剤の使用制限の取り決め事項の制定(注3)
① 対象薬剤を使用している診療科・部門における、投与必須患者の選定・条件確認
② 対象薬剤を使用している診療科・部門からの使用制限への取り組み案の提出
③ 上記案をもとにした、自施設内における対象薬剤の使用制限に向けた取り決め事
項の制定
④ 代替薬・代替治療手段の確認
(注3)対象薬剤の使用制限の取り決め事項の制定には、薬剤供給を統括する薬剤部が
各診療科・部門と協議して行う。また特に適応外使用となりうる代替薬の使用に関して
は、自施設の医薬品安全管理部門など当該部門への報告体制を構築し、施設としてその
使用実態を把握する必要がある。
C. 代替薬・代替療法について
① 基本姿勢:対象薬剤としたプロポフォール、ミダゾラムの使用する主な目的は、集
中治療患者の鎮静である。集中治療領域における近年の知見から、たとえ気管挿
管・人工呼吸がなされている患者であっても、深い鎮静は避け、覚醒トライアルを
日々行いながら、比較的浅い鎮静深度で患者を管理することの有用性が知られて
きた。以前行われていたような深鎮静を避けることで、対象とした2剤の使用量を
抑制することにつながる。また鎮痛薬を適切に併用することで鎮静薬であるプロ
ポフォール、ミダゾラムの使用量を減らせる可能性がある。また、注射剤だけでな
く経口剤を用いた鎮静を併用することも有効である可能性がある。
② 代替薬:
⚫
デクスメデトミジン
⚫
ケタラール
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て対処する必要がある。
(注2)集中治療室以外でプロポフォール、ミダゾラムを使用する診療科・部門として、
麻酔科、救急科、循環器内科、呼吸器科、神経内科、心臓外科、脳外科、内視鏡検査部
門、救急外来などが考えられる。薬剤使用・在庫の現状把握には薬剤部が主体となり集
計を行うが、診療科の中で2剤の主要なユーザーと考えられる集中治療医と麻酔科医
とが連携して、各施設における使用を積極的にコントロールする必要がある。
B.
自施設内における、対象薬剤の使用制限の取り決め事項の制定(注3)
① 対象薬剤を使用している診療科・部門における、投与必須患者の選定・条件確認
② 対象薬剤を使用している診療科・部門からの使用制限への取り組み案の提出
③ 上記案をもとにした、自施設内における対象薬剤の使用制限に向けた取り決め事
項の制定
④ 代替薬・代替治療手段の確認
(注3)対象薬剤の使用制限の取り決め事項の制定には、薬剤供給を統括する薬剤部が
各診療科・部門と協議して行う。また特に適応外使用となりうる代替薬の使用に関して
は、自施設の医薬品安全管理部門など当該部門への報告体制を構築し、施設としてその
使用実態を把握する必要がある。
C. 代替薬・代替療法について
① 基本姿勢:対象薬剤としたプロポフォール、ミダゾラムの使用する主な目的は、集
中治療患者の鎮静である。集中治療領域における近年の知見から、たとえ気管挿
管・人工呼吸がなされている患者であっても、深い鎮静は避け、覚醒トライアルを
日々行いながら、比較的浅い鎮静深度で患者を管理することの有用性が知られて
きた。以前行われていたような深鎮静を避けることで、対象とした2剤の使用量を
抑制することにつながる。また鎮痛薬を適切に併用することで鎮静薬であるプロ
ポフォール、ミダゾラムの使用量を減らせる可能性がある。また、注射剤だけでな
く経口剤を用いた鎮静を併用することも有効である可能性がある。
② 代替薬:
⚫
デクスメデトミジン
⚫
ケタラール
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