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【資料1ー6】学会における対応 (24 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24780.html |
出典情報 | 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第6回 3/25)《厚生労働省》 |
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⚫
ベンゾジアゼピン系:ジアゼパム、ロラゼパム、フルニトラゼパム
⚫
バルビツール系:チアミラール、チオペンタール
⚫
吸入麻酔薬:セボフルラン、デスフルラン、イソフルラン
③ 考慮すべき事項:
1)
医療安全:集中治療医あるいは麻酔科医であれば、上記の代替薬の使用に精通
しているためそれらの薬剤を安全に使用・管理ができるが、それらの使用経験
の少ない他の診療科・部門において代替薬の使用を強いることは、医療安全上
好ましくない。したがって本文書で検討しているプロポフォール、ミダゾラム
の使用を継続することもやむを得ないと考える。ただしそのような場合にあ
っても、使用量を抑制する工夫は必要である。
2)
薬剤の分割使用:供給不安の対象薬剤を使用せざるを得ない場合にも使用量
を減らす努力はすべきである。感染対策や診療報酬請求上の問題はあるが、薬
剤の分割使用(プロポフォール 100 mL を 20 mL ずつに小分けして複数の患
者に使用する、など)を緊急避難的対応として認めるよう、厚生労働省に検討
していただき、通知していただくよう要望する。
3)
薬剤の適応外使用:提示した代替薬は、プロポフォールやミダゾラムの有する
「集中治療における人工呼吸中の鎮静」という保険適応を有さず、その代替薬
として使用した場合に保険適応外となる薬剤も含まれている。したがって、医
薬品供給の不安発生時には代替薬の適応外使用を許容する旨を、厚生労働省
が通達することを要望する。また各施設においては、適応外使用となりうる代
替薬の使用に関して、自施設の医薬品安全管理部門など当該部門への報告体
制を構築し、施設としてその使用実態を把握するよう努める。
D. 安定供給に関する検討・相談窓口
日本集中治療医学会 薬事・規格・安全対策委員会
E.
学会内での周知の方法
学会ホームページ(リンクを作成)
学会員向けにメール通知
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ベンゾジアゼピン系:ジアゼパム、ロラゼパム、フルニトラゼパム
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バルビツール系:チアミラール、チオペンタール
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吸入麻酔薬:セボフルラン、デスフルラン、イソフルラン
③ 考慮すべき事項:
1)
医療安全:集中治療医あるいは麻酔科医であれば、上記の代替薬の使用に精通
しているためそれらの薬剤を安全に使用・管理ができるが、それらの使用経験
の少ない他の診療科・部門において代替薬の使用を強いることは、医療安全上
好ましくない。したがって本文書で検討しているプロポフォール、ミダゾラム
の使用を継続することもやむを得ないと考える。ただしそのような場合にあ
っても、使用量を抑制する工夫は必要である。
2)
薬剤の分割使用:供給不安の対象薬剤を使用せざるを得ない場合にも使用量
を減らす努力はすべきである。感染対策や診療報酬請求上の問題はあるが、薬
剤の分割使用(プロポフォール 100 mL を 20 mL ずつに小分けして複数の患
者に使用する、など)を緊急避難的対応として認めるよう、厚生労働省に検討
していただき、通知していただくよう要望する。
3)
薬剤の適応外使用:提示した代替薬は、プロポフォールやミダゾラムの有する
「集中治療における人工呼吸中の鎮静」という保険適応を有さず、その代替薬
として使用した場合に保険適応外となる薬剤も含まれている。したがって、医
薬品供給の不安発生時には代替薬の適応外使用を許容する旨を、厚生労働省
が通達することを要望する。また各施設においては、適応外使用となりうる代
替薬の使用に関して、自施設の医薬品安全管理部門など当該部門への報告体
制を構築し、施設としてその使用実態を把握するよう努める。
D. 安定供給に関する検討・相談窓口
日本集中治療医学会 薬事・規格・安全対策委員会
E.
学会内での周知の方法
学会ホームページ(リンクを作成)
学会員向けにメール通知
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