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【資料1ー6】学会における対応 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24780.html
出典情報 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第6回 3/25)《厚生労働省》
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表1 Key drugs として選定した 32 薬剤
番号

抗菌薬

1

ペニシリンG

2

アンピシリンナトリウム/
スルバクタム

3

タゾバクタム/ピペラシリン

4

セファゾリン

5

セフメタゾール

6

セフトリアキソン

7

セフェピム

8

メロペネム

9

レボフロキサシン

10

バンコマイシン

11

スペクチノマイシン

12

メトロニダゾール

13

コリスチン

14

ファロペネムナトリウム

15

アズトレオナム

16

アミカシン

17

アモキシシリン

18

セフジトレン ピボキシル

19

ミノサイクリン

20

アジスロマイシン

特徴
梅毒の効能・効果を有するのは本剤のみ
誤嚥性肺炎など嫌気性菌をカバーした治療に有用
メロペネムと同様に広くカバーできるが、耐性機序は異なる
メチシリン感受性黄色ブドウ球菌(MSSA)には第一選択で、術後
感染予防に使用頻度が高い
基質拡張型β-ラクタマーゼ(ESBL)産生菌にも活性があり、術後
感染予防にも用いられる
半減期が長く、外来を含めて使用頻度が高い
発熱性好中球減少症(FN)に適応を有し、血液内科で使用頻度が
高い
最も広域である。カルバペネム系で最も使用頻度が高い
異型肺炎にも有効で、呼吸器疾患で使用頻度が高い
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症の標準的治療薬
淋菌感染症に有効な数少ない抗菌薬のひとつである。
嫌気性菌感染症や偽膜性腸炎の治療に重要な抗菌薬である。
多剤耐性緑膿菌(MDRP)など多剤耐性グラム陰性桿菌の感染症
に有効
基質拡張型β-ラクタマーゼ(ESBL)産生菌による尿路感染症に
おいて外来での治療が可能
カルバペネマーゼ産生腸内細菌目細菌(CPE)による感染症の併
用薬剤として有用
カルバペネマーゼ産生腸内細菌目細菌(CPE)や難治性結核の併
用薬剤として有用。緑膿菌などへの抗菌活性が優れている。
肺炎球菌や溶連菌の感染症に使用頻度が高い
アモキシシリン(AMPC)耐性のインフルエンザ菌による気道感染症
に有用
非定型肺炎やリケッチア感染症などに有用
非定型肺炎に有効で小児にも安全
耳鼻科の急性中耳炎診療ガイドラインに肺炎球菌性中耳炎重症

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アンピシリン

例にアンピシリン(ABPC)が掲載されている。小児の市中肺炎にお
ける第一選択薬剤として広く使用されている。

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