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資料３　政府のサイバーセキュリティに関する令和６年度予算 (17 ページ)

出典

公開元URL https://www.nisc.go.jp/council/cs/index.html#cs41
出典情報 サイバーセキュリティ戦略本部（第41回　7／10）《内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター》

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（２）国民が安全で安心して暮らせるデジタル社会の実現ー⑦

警察庁

違法・有害情報対策に伴う経費
概要
警察庁では、インターネット利用者等から、違法情報等に関する通報を受理し、警察への通報やサイト管
理者等への削除依頼を行うインターネット・ホットラインセンター（ＩＨＣ）と重要犯罪密接関連情報及び
自殺誘引等情報を収集し、ＩＨＣに通報するサイバーパトロールセンター（ＣＰＣ）を事業委託していると
ころ、犯罪実行者募集情報をＩＨＣやＣＰＣの取扱情報の範囲に追加するため、体制を強化する。

令和６年度予算額
：２．６億円
令和５年度当初予算額：２．０億円

① ＩＨＣにおける取扱情報の範囲の拡充
ＩＨＣにおける取扱情報の範囲（現行は、違法情報、自殺誘引等情報及び重要犯罪密接関連情報）に、著しく高額
な報酬の支払を示唆して行う犯罪の実行者を直接的かつ明示的に誘引等（募集）する情報（以下「犯罪実行者募集
情報」という。）を追加することにより、違法・有害情報対策の強化を図る。
② ＣＰＣにおける取扱情報の範囲の拡充
ＣＰＣにおける取扱情報の範囲（現行は自殺誘引等情報及び重要犯罪密接関連情報）に、犯罪実行者募集情報
を追加することにより、有害情報対策の強化を図る。
③ サイバーパトロール等の強化
爆発物・銃砲等の製造等に関する重要犯罪密接関連情報や犯罪実行者募集情報の排除等に向け、ＣＰＣにＡＩ
検索システムを運用し、当該情報の収集を行うなど、運用体制を強化する。
違法・有害情報対策の強化に要する経費
①ＩＨＣにおける
通報・削除依頼対象を拡充

③サイバーパトロール等の強化
ＩＨＣ
（インターネット・ホットライン
センター）

通報

削除依頼
通報
ＣＰＣ
（サイバーパトロール
センター）

②ＣＰＣにおける
パトロール・通報対象を拡充
サイバー
パトロール

インターネット
利用者

ＩＨＣ対象

○違法情報
児童ポルノ等13類型
○有害情報
・自殺誘引等情報
・重要犯罪密接関連情報
＋
（７類型）
犯罪実行者募集情報

ＣＰＣ対象

違法・有害情報

・自殺誘引等情報
・重要犯罪密接関連情報
＋
（７類型）
犯罪実行者募集情報
※下線部はＲ５.９.２９以降の拡充対象
（重要犯罪密接関連情報の一類型として整理） 17

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