参考資料1-2 浜口班の議論における参考資料(令和3年10月25日開催) (174 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24719.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会安全技術調査会(令和3年度第6回 3/29)《厚生労働省》 |
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新型コロナワクチン接種後の血小板減少症を伴う血栓症・血栓塞栓症疑いとして医療機関から報告された事例の一覧
(令和3年8月3日から令和3年10月15日までの報告分)
※評価記号
α:「ワクチンと症状名との因果関係が否定できないもの」
原疾患との関係、薬理学的な観点や時間的な経過などの要素を勘案し、医学・薬学的観点から総合的に判断し、ワクチン接種が、事象発現の原因となったことが否定できない症例
β:「ワクチンと症状名との因果関係が認められないもの」
原疾患との関係、薬理学的な観点や時間的な経過などの要素を勘案し、医学・薬学的観点から総合的に判断し、ワクチン接種が、事象発現の原因となったとは認められない症例
γ:「情報不足等によりワクチンと症状名との因果関係が評価できないもの」
情報が十分でない、使用目的又は方法が適正でない等のためワクチン接種と事象発現との因果関係の評価ができない症例
注:「No」は、全新型コロナワクチンに係る副反応疑い報告(医療機関からの報告)の通番。新型コロナワクチン全体の集計対象期間後に報告があった事例については、その時点では「-」と表記。
$
No
年齢
性別
接種日
発生日
$
接種から
発生までの
日数
ワクチン名
製造販売業者
ロット番号
接種回数
基礎疾患等
症状名(PT名)
因果関係
(報告医評
価)
2021年10月15日現在
重篤度
(報告医評
価)
専門家の
専門家の
因果関係評価 TTSに関するブ
(TTSとし ライトン分類レ
て)
ベル
専門家の意見
転帰日
転帰内容
備考
不明
不明
転帰日は医療機
関からの報告時
(9/17)のもの。
10月3日時点の
TTSの転帰は
「軽快」。
血小板減少を認めます。
造影CTによる画像所見において血栓症
(静脈洞、門脈内)が確認されています。
検査値異常(Dダイマーの著増)を認めま
す。
抗血小板第4因子(PF4)抗体検査(EIA法)
において、陰性が確認されていますが、
ELISA法による測定を実施中とあります。
27277
48歳 男性
2021/09/03
2021/09/10
2021/09/10
7 バキスゼブリア筋注 アストラゼネカ K004C
1回目
報告なし
TTS(血小板減少症を伴う血栓症)
頭痛(頭痛)
関連あり
重い
γ
1
未記入
血小板減少については、血液疾患の既往
未記入
を判断するために接種前の血小板の値を
確認したいところですが、最終的に回復し
た値を参考に推測は可能であると考えま
す。TMA(TTP, HUS)、DICを除外するため
の検査所見が得られていないため、除外
診断以外でTTSの可能性を考察するので
あれば、少なくともTTSで発現が認められ
ている抗PF4抗体検査(ELISA法)の測定
結果を待ちたいと考えます。
※注:令和3年8月3日以降に第一報の報告がなされたもの。同一の副反応疑い事例であっても、報告内容(転帰等)の更新等により複数回報告される場合がある。10月15日時点で最後に報告された報告内容に基づく。
※MedDRA (ver.24.1)にて、TTS関連事象を集計。
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