参考資料1-2 浜口班の議論における参考資料(令和3年10月25日開催) (58 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24719.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会安全技術調査会(令和3年度第6回 3/29)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
MVS 及び WVS で実施された特性解析及び純度試験
試験項目
特性解析
純度試験
MVS
WVS
確認試験(PCR)
○
○
導入遺伝子配列
○
○
全ヌクレオチド配列
○
-
感染価
○
○
ベクター粒子濃度(qPCR)
○
○
微生物限度試験
○
○
○
○
エンドトキシン試験
〇:実施した項目、―:実施していない項目
2.1.3
製造方法
原薬の製造工程は、細胞融解、種培養、バイオリアクター拡大培養、
溶解及び
、
、
及び生産培養、
クロマトグラフィー、濃縮及び限外ろ過、薬液調
製、ろ過及び充填、凍結、並びに保管及び試験の各工程からなる。原薬は、
器にて-90~-55℃で保存される。重要工程は、
、
、
及び
クロマトグラフィー、
製の容
、
及び
、
溶解及び
及び
とされてい
る。
原薬の製造工程について、実生産スケールでプロセスバリデーションが実施されている。
2.1.4
外来性感染性物質の安全性評価
原薬の製造工程において、製造用細胞である HEK293T-REx 細胞以外の生物由来原料は使用されてい
ない。HEK293T-REx 細胞は、生物由来原料基準に適合することが確認されている。
MCB の調製時に、無菌試験、マイコバクテリア否定試験、マイコプラズマ否定試験、
否定試験、ウイルス様粒子の混入、in vitro 外来性ウイルス試験(
胞)、in vivo 外来性ウイルス試験(
(
、
ウイルス、
ウイルス
ウイルス
及び
、
ウイルス 、 及び 、
及び
、
、
ウイルス
、
、HEK293 細
)、
ウイルス否定試験
ウイルス
)、
及び
、
ウイルス否定試験(
ウイルス否定試験(9CFR で規定されたウイルス7))
)及び
が実施され、いずれも外来性感染物質による汚染は認められなかった。
また、実生産スケールで得られた生産培養の培養液について、外来性ウイルス否定試験、マイコプラ
ズマ否定試験、マイコバクテリア否定試験、微生物限度試験、RCA 否定試験、
否定試験及び
否定試験が実施され、いずれも陰性であった。なお、生産培養における細胞培養
液について、外来性ウイルス否定試験(in vitro 及び in vivo)、微生物限度試験、マイコプラズマ否定試
験、マイコバクテリア否定試験、RCA 否定試験、
否定試験及び
否定試
験が工程内管理試験として設定されている。
2.1.5
製造工程の開発の経緯
原薬の開発過程における製造方法の主な変更点は、表 2 のとおりである。非臨床試験及び初期の臨床
試験で用いられた原薬は製法 a により、臨床試験で用いられた原薬は製法 b 及び製法 c により、市販予
定製剤は製法 d により製造される。各製法変更にあたり、製法変更前後での原薬の品質について、ロッ
7) 9CFR で規定されたウシウイルス性下痢ウイルス、ウシアデノウイルス、ウシパルボウイルス、ブルータングウイルス、ウシ RS ウ
イルス、レオウイルス、狂犬病ウイルス、ウシ伝染性鼻気管炎ウイルス、ウシパラインフルエンザウイルス(3 型)
5
バキスゼブリア筋注_アストラゼネカ株式会社_特例承認に係る報告書
58