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資料3-3 ストラテラカプセル及びストラテラ内用液にて検出された新規ニトロソアミンの限度値について(企業見解)[7.8MB] (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42464.html
出典情報 薬事審議会 医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第5回 8/28)《厚生労働省》
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突然変異を評価することは、ニトロソアミンの発がん性リスクを評価する上で、適切
かつ十分な感度を有する評価項目である。



トランスジェニックげっ歯類モデルは、in vivo で変異原性を評価するための堅牢で十
分に検証されたモデルである。

さらに、in vivo 変異原性試験結果から得られた NOEL 及び BMDL から算出された許容摂
取量は、以下の理由からより保守的な推定値であると考える。


変異原性ニトロソアミンによる発がん性を予測するために必要とされる評価項目であ
り、腫瘍を評価項目とすることよりも保守的である。



NOEL を使用することは、げっ歯類の 50%腫瘍発現用量(TD50 等)を使用するより
も保守的である。

Lilly は「医薬品におけるニトロソアミン類の混入リスクに関する自主点検について」(薬
生薬審発 1008 第 1 号、薬生安発 1008 第 1 号、薬生監麻発 1008 第 1 号、令和 3 年 10 月 8 日
付)に基づき、N-ニトロソアトモキセチンの許容摂取量についての相談を行っている。本資
料は当該相談における Lilly の提案とその妥当性について、背景情報を含めてまとめた文書
(添付資料)に基づき作成されたものである。
添付資料


Regulatory Response (Document ID: VV-REG-326326)



令和 6 年 7 月 19 日付け電子メールによる照会事項に対する回答書

参考文献


Sriman De, Bishnu Thapa, Fareed Bhasha Sayyed, Scott A. Frank, Paul D.
Cornwell, and Robert A. Jolly, Quantum Mechanical Assessment of Nitrosamine
Potency, Chemical Research in Toxicology 2024 37 (6), 1011-1022,
DOI: 10.1021/acs.chemrestox.4c00087



Robert A. Jolly, Paul D. Cornwell, Jessica Noteboom, Fareed Bhasha Sayyed,
Bishnu Thapa, Lorrene A. Buckley, Estimation of Acceptable Daily Intake Values
based on Modeling and In Vivo Mutagenicity of NDSRIs of Fluoxetine, Duloxetine
and Atomoxetine, Regulatory Toxicology and Pharmacology, 2024, 105672,
https://doi.org/10.1016/j.yrtph.2024.105672.
(https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0273230024001132 )
以上

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