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【報告書】令和5年度「少子高齢社会等調査検討事業」 (43 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42718.html |
出典情報 | 令和5年度「少子高齢社会等調査検討事業」の報告書を公表します(8/27)《厚生労働省》 |
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3.
3.1
考察
総合的な健康状態に対する意識
総合的な健康にとって最もリスクとなることをみると、2004 年、2014 年、2024 年と増加傾向にあっ
た「精神病を引き起こすようなストレス」が、2024 年では初めて第 2 位の要因となっていた(図 2-11、
図 2-12)。このことから、「こころの不調」が重視される傾向が強くなってきていることがうかがえる。
生活者市場予測システム(mif)3にて、2011 年から 2023 年までの不安感の症状を比較すると、「自
分なりの症状緩和措置をとっている(薬は利用しない)」「何かしらの薬を利用する」「病院にかかってい
る」の合算(以降『対処をしている』という。)は、2011 年(9.5%)から 2023 年(19.5%)の間に 1 割程
度増加していた(図 3-1)。このことから、当事者意識をもっている人が増加していると考えられる。
※生活者市場予測システム(mif)2011 年 6 月調査~2023 年 6 月調査(n=30,000)
図 3-1
3
2023 年 6 月時点の調査結果(ただし 20~69 歳までの 30,000 人のサンプルから構成されるパネルに限定)。本調査の詳
細は 1.2.1 を参照。
37
3.1
考察
総合的な健康状態に対する意識
総合的な健康にとって最もリスクとなることをみると、2004 年、2014 年、2024 年と増加傾向にあっ
た「精神病を引き起こすようなストレス」が、2024 年では初めて第 2 位の要因となっていた(図 2-11、
図 2-12)。このことから、「こころの不調」が重視される傾向が強くなってきていることがうかがえる。
生活者市場予測システム(mif)3にて、2011 年から 2023 年までの不安感の症状を比較すると、「自
分なりの症状緩和措置をとっている(薬は利用しない)」「何かしらの薬を利用する」「病院にかかってい
る」の合算(以降『対処をしている』という。)は、2011 年(9.5%)から 2023 年(19.5%)の間に 1 割程
度増加していた(図 3-1)。このことから、当事者意識をもっている人が増加していると考えられる。
※生活者市場予測システム(mif)2011 年 6 月調査~2023 年 6 月調査(n=30,000)
図 3-1
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2023 年 6 月時点の調査結果(ただし 20~69 歳までの 30,000 人のサンプルから構成されるパネルに限定)。本調査の詳
細は 1.2.1 を参照。
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