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資料2-1 医療安全を前提とした対人業務の効率化について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24933.html
出典情報 薬剤師の養成及び資質向上に関する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第3回 3/31)《厚生労働省》
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医療安全を前提とした対物業務の効率化について
【現状、課題】
(全般)
○ 患者のための薬局ビジョンにおいて、対物中心業務から対人中心業務への転換が目標の一つとして掲げられている。
○ 地域で活躍する薬局薬剤師としては、処方箋受付時の対応を効率化し、処方箋受付時以外の対人業務や健康
サポート機能の推進が重要。
(調剤業務の外部委託)
○ 調剤業務の外部委託の実施について、規制改革推進会議において強く要望されている。
○ 一包化の分包機には手巻きのものと、カセット付きのものがあるが、手巻きのものは作業負担も大きく、人為的ミスの
発生率も高い。
○ 調剤業務の外部委託を検討するにあたっては、ニーズ、安全性、委託内容、委託先、責任分担、コストなどが論点
となる。
(処方箋の40枚規制)
○ 現在の基準は、薬局における薬剤師業務の実態を踏まえ、平成5年に導入された。
○ タイムスタディによる薬局における処方箋1枚の処理に要する平均時間は12分41秒。
○ 薬剤師1人あたりの1日の処方箋の受付枚数としては、16~20枚の薬局が最も多く、次いで11~15枚、21~
25枚の薬局が多い。
(調剤機器、薬剤師以外の職員の活用)
○ 薬局では、一包化、監査支援、医薬品の取り揃え等において、様々な機器が使用されている。
○ 薬剤師以外の者に実施させることが可能な業務の基本的な考え方については、平成31年4月2日通知(いわゆ
る0402通知)で整理がなされた。
(その他)
○ 対物業務以外に効率化できる業務として、例えば、薬歴等の記載や事前の取り決めによる医療機関への問合せの
簡素化が考えられる。
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