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【資料1-2】第2期アルコール健康障害対策推進基本計画(基本的施策等)の取組状況(令和5年度) (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000202961_00037.html
出典情報 アルコール健康障害対策関係者会議(第30回 10/28)《厚生労働省》
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3.健康診断及び保健指導
(目標)
地域及び職域におけるアルコール健康障害予防のための体制の整備、専門医療機関等との連携の強化を目標として、以下の施策を講じる。

基本計画

府省庁名

取組

(1)アルコール健康障害の早期発見、早期介入の推進
○「標準的な健診・保健指導プログラム【平成30 年度版】」(平成30 年4月)において、標準的な質問票への回答者の中に「生活習慣病のリスクを高める飲酒」に該当する可能
性がある者がいること、当該可能性のある者に対してアルコール使用障害スクリーニングやブリーフインターベンションを実施し、必要に応じて専門医療機関での治療につなぐ

○アルコール健康障害への早期介入の取組を推進するため、健康診断や保健指導にお

ことについて記載することで、これらの取組の普及を図っている。

いてアルコール健康障害を早期発見するために必要となる知識やアルコール健康障害
に早期に介入するための手法(「標準的な健診・保健指導プログラム【平成30 年度

厚生労働省

版】(平成30 年4月)」によるアルコール使用障害スクリーニング、ブリーフイン

○依存症対策地域支援事業の「地域連携による依存症早期発見・早期対応、継続支援モデル事業」を実施し、「AUDIT」や「SBIRTS」といったスクリーニングテストを活用し
た多機関連携を支援するとともに、「都道府県等依存症専門医療機関・相談員等全国大会」(令和6年2月9日開催)において同事業の活動報告をすることで、スクリーニング
テストや多機関連携等の普及を図った。

ターベンション及び専門医療機関への受診推奨の実施等)の普及を図る。

○依存症民間団体支援事業を通じて、「SBIRTS普及促進事業」を行う民間団体を支援することで、依存症の早期発見・早期治療につなげること、専門医療機関への受診推奨の
実施などの普及を図った。

(2)地域における対応の促進

○地方公共団体等におけるアルコール健康障害への早期介入の取組を促進するため、
アウトリーチ支援など、先進的な取組を行っている地方公共団体等の事例等を盛り込

厚生労働省

んだガイドラインの作成・周知を行う。

○依存症対策地域支援事業により、都道府県等における「地域連携による依存症早期発見、早期対応、継続支援モデル事業」の実施を推進した。また、同じく依存症対策地域支
厚生労働省

ループ等の連携体制づくりを進める。

増進のために必要な保健事業を行うための講習会を実施する。

援事業内の「連携会議運営事業」を通じ、関係機関の連携を促進するための会議の開催等を支援した。
「地域連携による依存症早期発見、早期対応、継続モデル事業」:7自治体の8箇所において実施(令和5年度))
「連携会議運営事業(アルコール依存症を扱っている会議に限る)」:51自治体において実施(令和5年度))

○地方公共団体等において、保健師等、アルコール健康障害対策担当者に対し、アル
コール健康障害の基礎知識や最新の動向・調査研究の成果等を提供し、健康の保持・

指導におけるアルコール健康障害への早期介入に関するガイドラインおよび好事例集」「医療機関でのアルコール健康障害への早期介入と専門医療機関との円滑な連携に関する
ガイドラインおよび好事例集」「地域におけるアルコール関連問題への対応と医療との円滑な連携に関するガイドライン」を作成した。

○アルコール依存症をはじめアルコール健康障害が疑われる者に対して、減酒や断酒
に向けた支援を行うため、精神保健福祉センターや保健所、専門医療機関、自助グ

〇令和5年度障害者総合福祉推進事業「アルコール健康障害に係る地域医療連携等の効果検証および関係者連携会議の実態調査に関する研究」において、「健康診断および保健

たばこ・アルコール対策担当者講習会を開催し、地方公共団体等のアルコール健康障害対策担当者に対してアルコール健康障害の基礎知識や最新の動向等について講習を実施し
厚生労働省

てきた。令和5年度は「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」の検討を進めていたため講習会は開催していないが、同ガイドラインについて令和6年2月に公表・周知を
行った。

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