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参考資料4 地域におけるポリファーマシー対策の普及啓発用資材 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46575.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第19回 12/11)《厚生労働省》
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多剤服用時に注意する有害事象と診断、処方見直しのきっかけ
高齢者の変化を単なる加齢と捉えるのではなく、薬剤との関係性を疑うことが重要となる
薬物起因性老年症候群の主な症状
ふらつき・転倒

抑うつ

記憶障害

食欲低下

せん妄

便秘

高齢者の薬物有害事象
高齢者に多い症候(老年症候群)として現れること
も多く、見過ごされがちであることに注意が必要

患者
評価

• 薬剤との関係が疑わしい症状・所見があれば
処方チェック
薬剤の
見直し • 中止・減量をまず考慮
• より安全な薬剤があれば切換えを検討

排尿障害
尿失禁

単なる加齢として見過ごされてしまう
ことが多い
.

出典:高齢者の医薬品適正使用の指針「総論編」(厚生労働省)より一部引用

• 生活に変化が出たり、新たな症状が出現したり
する場合は、薬剤が原因ではないかと疑う

モニタリング

10

• 薬の変更後、患者の症状や副作用を観察する
• 他職種と情報を共有し、確認する