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参考資料4 地域におけるポリファーマシー対策の普及啓発用資材 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46575.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第19回 12/11)《厚生労働省》
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(参考)処方の工夫と服薬支援
服薬アドヒアランス低下の原因
●服用管理能力低下
1.認知機能の低下
2.難聴
3.視力低下
4.手指の機能障害
5.日常生活動作(ADL)の低下
●多剤服用
●処方の複雑さ
●嚥下機能障害
●うつ状態
●主観的健康感が悪いこと

処方の工夫と服薬支援の主な例
●力価の弱い薬剤を複数使用している場合は、力価の強い薬剤にまとめる
服薬薬剤数を ●配合剤の使用
減らす
●対症療法的に使用する薬剤は極力頓用で使用する
●特に慎重な投与を要する薬物のリストの活用
剤型の選択 ●患者の日常生活動作(ADL)の低下に適した剤形を選択する
●作用時間の短い薬剤よりも長時間作用型の薬剤で服用回数を減らす
用法の単純化 ●不均等投与を極力避ける
●食前・食後・食間などの服用方法をできるだけまとめる

(薬効を自覚できない等、患者自らが健康と感じない状況)

●医療リテラシーが低いこと
●自己判断による服薬の中止
(服薬後の体調の変化、有害事象の発現等)

●独居
●生活環境の悪化

.

出典:高齢者の医薬品適正使用の指針「総論編」(厚生労働省)より引用

調剤の
工夫

●一包化
●服薬セットケースや服薬カレンダーなどの使用
●剤形選択の活用(貼付剤など)
●患者に適した調剤方法(分包紙にマークをつける、日付をつけるなど)
●嚥下障害患者に対する剤形変更や服用方法(簡易懸濁法、服薬補助
ゼリー等)の提案

管理方法の
●本人管理が難しい場合は家族などの管理しやすい時間に服薬をあわせる
工夫
処方・調剤の
●処方・調剤の一元管理を目指す(お薬手帳等の活用を含む)
13
一元管理