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資料3 山本参考人提出資料「アルコール問題のある親と暮らす子どものニーズと家族支援」 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49785.html
出典情報 アルコール健康障害対策関係者会議(第31回 1/27)《厚生労働省》
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飲酒問題の親を中心に抜粋

ヤングケアラーの実態(2019年厚労省調査等)
• 子どもが行っていること
①家事 (料理、掃除、洗濯等)②家庭の管理(買い物、家の修理等、請求書の支払い、病院への
付添いや通訳等
③医療的な世話 身の回りの世話 (入浴や トイレの介助、清拭、飲酒や薬物摂取後の世話等)
④感情面のサポート
⑤きょうだいの世話
⑥その他( 家で起きていることを隠し秘密にする)
・ケアの相手
小中学生の場合、きょうだいと母親が多い(日本ケアラー連盟 2017 、厚生労働省 2019)
母親では「 精神障害 」( 51.8 %)、父親では「 アルコール依存症 」( 21.2 %)の割合が、他に比べ
て高い(厚生労働省 2019)
・ケアすることの影響
特に依存症の親を持つヤングケアラーは、学校を欠席したり、教育上の困難がある子ども割合
が、他のヤングケアラーよりも高いことが報告されている。(Dearden Becker2004)
無秩序な生活や家庭内暴力のリスクの影響で日課や関係を壊し、行動面・感情面の問題を
引き起こすことがある。精神疾患や依存症の親を持つ場合、メンタルヘルスの課題が生じやすい
ことも指摘されている。

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