よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和7年度予算等 (19 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20250213zaiseia.html
出典情報 財政制度分科会(2/13)《財務省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

「令和7年度予算の編成等に関する建議」の令和7年度予算等への反映状況
財審「令和7年度予算の編成等に関する建議」における記述

令和7年度予算等への反映状況

7.農林水産

○ 我が国の農業を取り巻く地政学リスクの顕在化や農業従事 ○ 改正「食料・農業・農村基本法」に基づき、農業の構造転換を集中的に推し進めるため、

者の急減といった状況変化に対し、ピンチをチャンスに変える発

水田活用の直接支払交付金について支援単価の段階的な引下げ等を進め予算額にも

想で、法人経営や大規模化、輸出の推進等により、多額の

反映しつつ、法人経営の促進、農地の集約化・大区画化やスマート化等を通じた生産性

国民負担を伴う日本の農業を自立した産業へと「構造転換」

の向上、農林水産物輸出の拡大に向けた取組等を推進。

し、強固な食料安全保障を実現すべき。その中で、財政面も ○ 米の低コスト化や輸出促進等を推進する観点から、水田政策の見直しについて、今後、
含めて持続的な水田政策へ見直しを行いつつ、低コスト化や

新たな「食料・農業・農村基本計画」等に関する議論の中で検討。

米粉生産・輸出による収益性の向上により、足腰の強い水田
農業への転換を進めるべき。
○ 食料安全保障は、食料・農業・農村基本法に則り、国内 ○ 国内生産の増大だけでなく、食料・生産資材の安定的な輸入の確保や官民合わせた総
生産の増大のみならず、輸入や備蓄の確保、輸出の促進に

合的な備蓄体制の推進、輸出の促進を図るための取組を措置し、総合的に食料安全保

より確保すべき。米の備蓄は、需要減少の反映と輸入米の活

障の強化を推進。

用により備蓄水準を見直し、財政負担を削減すべき。

○ 米の備蓄については、今後、新たな「食料・農業・農村基本計画」等に関する議論の中
で在り方を検討。

18