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総-1医療機器及び臨床検査の保険適用について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_51409.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第604回 2/19)《厚生労働省》
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製品概要
1 販売名

SelectSecureリード

2 希望企業

日本メドトロニック株式会社

3 使用目的

本品は、植込み型心臓ペースメーカ等のパルス発生器と接続して体内に
植え込んで使用するペーシングリードである。
出典:企業提出資料

製品特徴
・ 本品は、令和6年6月18日付で、左脚領
域ペーシング(LBBAP)にも使用可能とす
る、承認事項の一部変更承認を受けた。
・ LBBAPは、中隔壁深部にリードを進め、
左脚あるいはその周辺を捕捉してペーシ
ングを行う手技である。
・ 本品はルーメンレスリード(LLL)であり、
スタイレットリード(SDL)と比べて直径が
細い(4.1F)が、耐久性も高く、操作性や左
脚消失の回避に優れている 。
臨床上の安全性・有用性
・ ペーシング法による成績の比較
4 構造・原理

(LBBAP 869例、ヒス束ペーシング(HBP) 727例の比較)
LBBAPではHBPと比較して、
✓ 手技成功率が有意に高い(LBBAP 93%, HBP 70%, p=0.002)
✓ ペーシング閾値が有意に低い

植込み時

LBBAP 0.62V, HBP 1.27V, p<0.0001

追跡時(26ヶ月)

LBBAP 0.7V, HBP 1.48V, p<0.0001

✓ 全死亡率が有意に低減(RR: 0.50, 95%CI 0.33~0.77, p=0.002)
・ リードの種類によるLBBAPの成績の違い
SDL

LLL
(本品)

P値

備考

捕捉消失

32%

12%

p=0.016

LLL163例と
SDL28例の比較

急性期成功率

85.1%

95.3%

p<0.001

リード損傷

4.4%

0.5%

p<0.001

急性期リード関連合併症

15.9%

6.1%

p<0.001

項目

LLL655例、
SDL270例の比較

5