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総-4-4-2 令和6年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和6年度調査)の報告案について[10.8MB] (81 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57122.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第607回 4/23)《厚生労働省》
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医師調査
(16) 長期処方の課題
長期処方の課題について、すべての医師を対象に確認した。
その結果、病院・診療所ともに、リフィル処方箋の発行経験の有無に関わらず、「医師
が患者の症状の変化に気付きにくくなること」が最も多かった。

図表 3-25 長期処方の課題(複数回答)
(病院・診療所別、医師個人のリフィル発行有無別)
0%

20%

40%

60%

80%

100%

74.1
61.0

医師が患者の症状の変化に
気付きにくくなること

74.9
75.6
76.4
9.3

患者に長期処方が必要とさ
れていないこと

2.4
10.3
8.9
11.2
27.3
31.7

処方箋の不正利用(転売や
他人への譲渡等)が心配な
こと

21.7
32.5
29.2
16.8
12.2
18.3
16.3
16.9

かかりつけ薬剤師制度の普
及が十分でないこと

55.6
48.8

残薬の原因となること

57.1
52.8
59.6
30.6
26.8
26.3
34.1
36.0

薬剤の安定供給に影響する
こと

その他

5.4
9.8
1.7
7.3
7.9

無回答

1.4
0.0
1.1
0.8
3.4

全体 n=428

病院・リフィル処方箋発行あり n=41

病院・リフィル処方箋発行なし n=175

診療所・リフィル処方箋発行あり n=123

診療所・リフィル処方箋発行なし n=89

【その他(自由記載)の具体的な内容】
・診療報酬が減り、経営が困難になる
・薬の供給不足
・パルス療法の薬をまとめて処方すると保険が通らない(イトラコナゾール)
・薬による副作用のリスクや患者の状態の変化に医師が適切に対応するべき
・長期処方の場合、一度に払う薬剤費が多額になること
など

75

80