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○入院(その5)について-2 (111 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00122.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第499回  11/24)《厚生労働省》
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短期滞在手術等基本料に係る課題
(短期滞在手術等基本料1)
・ 短期滞在手術等基本料1の対象となっている手術は、入院外での実施割合が増加していた。
・ 短期滞在手術等基本料1の算定回数は、令和元年まで増加を続けていた。届出病院・診療所数は、いずれも令和2年まで増加を続けていた。
・ 入院外で短期滞在手術等基本料1の対象手術を実施している症例について、用いられている麻酔の種類を確認したところ、多くの手術で、麻酔が
「なし」である割合が高かった。
(短期滞在手術等基本料2)
・ 短期滞在手術等基本料2の対象となっている手術は、入院外で実施される割合は低いものの、一部、入院外での実施割合が高い手術が存在した。
・ 短期滞在手術等基本料2の対象手術の平均在院日数は、2日を大きく上回るものも存在した。
(短期滞在手術等基本料3)
・ 短期滞在手術等基本料3の対象となっている手術等は、平成30年度以降、外来で実施される割合は60%程度となっているが、一部で、入院外での
実施割合が高い手術が存在した。
・ 短期滞在手術等基本料3の平均在院日数は、平成30年度と比較して、令和2年度に短縮しているものが多かった。
・ 短期滞在手術等基本料3の対象となっていない手術等のなかにも、在院日数が短く、算定点数のばらつきが少ない項目が存在した。
・ これまでの診療報酬改定においては、診療実態等に合わせ、対象手術等及びその評価について、見直しを実施している。
・ 平成30年度診療報酬改定において、短期滞在手術等基本料3に相当する診断群分類等で、一定の要件を満たすものについては、点数設定方式D
を設定することとされたが、点数設定方式Dの対象となっている診断群分類については、必ずしも短期滞在手術等基本料3の対象手術等となってい
ないものも存在する。

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