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○入院(その5)について-2 (66 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00122.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第499回  11/24)《厚生労働省》
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第16回医療計画の見直し 資料
等 に 関 す る 検 討 会

令 和 元 年 1 1 月 2 8 日

(1)-1へき地医療拠点病院の主要3事業について
背景・現状

○へき地医療拠点病院の目的、事業内容等については「へき地保健医療対策等実施要綱」(平成30年3月29日医政発0329第12号医政局長
通知)により、以下のとおり定められている。
へき地保健医療対策等実施要綱(抄)
へき地医療拠点病院は、へき地医療支援機構の指導・調整の下に次に掲げる事業を行うものとする。
ア 巡回診療等によるへき地住民の医療確保に関すること。
イ へき地診療所等への代診医等の派遣(継続的な医師派遣も含む)及び技術指導、援助に関すること。
ウ 特例措置許可病院への医師の派遣に関すること。
エ 派遣医師等の確保に関すること。
オ へき地の医療従事者に対する研修及び研究施設の提供に関すること。
カ 遠隔医療等の各種診療支援に関すること。
キ 総合的な診療能力を有し、プライマリ・ケアを実践できる医師の育成に関すること。
ク その他都道府県及び市町村がへき地における医療確保のため実施する事業に対する協力に関すること。
※ア、イ又はカのいずれかの事業は必須(以下必須事業とする)。

〇第7次医療計画の際にへき地医療拠点病院におけるへき地への巡回診療、へき地診療所等への医師派遣及び代診医派遣(主要3事業)
の回数については、年12回と数値目標を通知※で示している。
※ 疾病・事業及び在宅医療に係る医療体制について(平成29年3月31日付け医政地発0331第3号厚生労働省医政局地域医療計画課長通知)別表11

○第13回医療計画の見直し等に関する検討会にて、「へき地医療拠点病院の主要3事業を推進するためにどのような対応が必要か」と論
点を出されているところ。
○数値目標を通知で示して以降も、へき地医療拠点病院の主要3事業の合算の実施回数が年間12回未満の医療機関が34.8%存在している。

へき地医療拠点病院の3事業の実施状況(現況調査における平成29年度実績)
主要3事業

参考

巡回診療
(年12回以上)

医師派遣
(年12回以上)

代診医派遣
(年12回以上)

主要3事業合計
(年12回以上)【A】

ICTによるへき地医
療の診療支援【B】

【A】又は
【B】

実施 施設数

82(25.9%)

107(33.9%)

47(14.9%)

206(65.2%)

94(29.7%)

234(74.1%)

未実施 施設数

234(74.1%)

209(66.1%)

269(85.1%)

110(34.8%)

222(70.3%)

82(25.9%)



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※ 「主要3事業の
実施回数が年0回」
かつ「ICTによ
るへき地医療の診
療支援を実施して
いない」施設数は、
50施設(15.8%)
となっている。

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