○入院(その5)について-2 (73 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00122.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第499回 11/24)《厚生労働省》 |
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③ 災害
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「災害」は、現在の評価項目の1つであり、「BCPの策定有無別(令和3年以降の評価導入を検討)災害拠点病院
の指定」、「DMATの指定」及び「EMISへの参加」に対し評価を行っている。
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このうち、「災害拠点病院の指定」については、平成30年度診療報酬改定に向けたDPC評価分科会において検討
されたが、災害拠点病院においてもBCPの策定率が100%ではないことから、評価を「BCPの策定有無別」によっ
て評価の差を設けることについて議論が行われた。
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その際、災害拠点病院の要件には既に「BCP策定」が組み込まれていることを踏まえるべきといったご意見があっ
たことも踏まえ、「平成31年以降の評価導入を検討」という条件のもと、現行の評価項目となった。
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その後、令和元年の調査において、災害拠点病院におけるBCPの策定率は100%となったことが確認されている。
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災害拠点病院において、BCP策定率が100%となっている一方、災害拠点病院以外の病院においても、全ての医
療機関において、「BCPの策定に努めること」とされているが、平成30年の調査において、全医療機関における
BCP策定率は約25%に留まっており、「将来的には全医療機関において策定されることが望ましい」とされ、更な
る策定率向上が求められている。
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近年の大規模災害や、今般のコロナウイルス感染症のクラスター発生により、医療機関におけるBCPの重要性は
さらに増している、という指摘があった。
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DPC制度においても、この方向性に沿った対応をすることが考えられるのではないか、という指摘があった。
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