○入院(その5)について-2 (51 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00122.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第499回 11/24)《厚生労働省》 |
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(DPC/PDPSの評価方法について)
・ 患者の入院経路に着目した、他の病棟への転棟時期に関する分析においては、回復期リハビリテーション病棟への転棟
について、他院からDPC対象病棟に転院してきた群と、自院に直接入院してきた群とを比べると、他院から転院してきた群
において、転棟までの日数が極端に短かった。
・ 個別の診断群分類に着目した分析においては、治療目的での手術が定義されている診断群分類の場合には、他院から
の転院と自院への直接入院とで医療資源投入量の傾向に違いは見られなかった。一方、それ以外の診断群分類におい
ては、入院元によって医療資源投入量の傾向に違いがみられた。
・ 例えば、急性心筋梗塞のように、発症からの日数によって病態が変わる疾患については、今後、発症日からの日数で、さ
らに診断群分類を区別できるように検討することも考えられるのではないか、という指摘があった。
・ 脳梗塞等については、様式1において、発症日からの日数に関する情報の提出を求めている。
・ 経年的に、入院初期に投じられる医療資源投入量は大きくなっている。
・ 平成30年度診療報酬改定において、DPC対象病院においては、特定の単一の手術等の実施の有無のみにより評価され
る短期滞在手術等基本料ではなく、傷病名や複数の手術・処置等からよりきめ細かく評価されるDPC/PDPSによる包括評
価を優先することとし、短期滞在手術等基本料2及び3は算定不可とされた。
・ 短期滞在手術等基本料3に相当する診断群分類や、その他手術に係る診断群分類について、一定の要件を満たすもの
については、点数設定方式Dを設定することとしている。
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