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○入院(その5)について-2 (74 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00122.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第499回  11/24)《厚生労働省》
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DPC/PDPSに係る課題(小括2)
(医療機関別係数について)
・ 機能評価係数Ⅱの体制評価指数について、総得点が上限に達している割合は、大学病院本院群、DPC特定病院群、DPC
標準病院群で、それぞれ2%、1%、4%であった。
・ 体制評価指数においては、医療計画5疾病5事業等における急性期入院医療について、各項目ごとの評価を行っており、
「その他」においては、「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」に基づき、都道府県が確保した新型インフルエンザの患
者の入院医療を提供する医療機関に該当する場合の評価を行っている。
・ 令和3年通常国会において成立した改正医療法においては、医療計画の指摘事項に「新興感染症等の感染拡大時にお
ける医療」を盛り込むこととしており、第8次医療計画(2024年度~2029年度)から「5疾病6事業」となる見込みとなっている。
・ これを踏まえ、「新興感染症等に係る医療への体制」については、新型コロナウイルス感染症に対応している状況である
とともに、今後の感染症への備えという観点からも、体制評価指数の中で評価を行うことが重要ではないか、という指摘が
あった。
・ 「へき地」は、現在の評価項目の1つであり、「へき地拠点病院の指定」又は「社会医療法人認可におけるへき地医療の
要件を満たしていること」に対し評価を行っている。
・ へき地医療拠点病院については、第7次医療計画の際に、へき地への巡回診療、へき地診療所等への医師派遣及び代
診医派遣(主要3事業)の回数については、年12回以上と数値目標が通知されている。
・ DPC制度においても、その方向性に沿った対応とすることが考えられるのではないか、という指摘があった。
・ 「災害」は、現在の評価項目の1つであり、「BCPの策定有無別(令和3年以降の評価導入を検討)災害拠点病院の指定」、
「DMATの指定」及び「EMISへの参加」に対し評価を行っている。
・ 令和元年の調査において、災害拠点病院におけるBCPの策定率は100%となったことが確認されている一方、災害拠点病
院以外の病院においても、全ての医療機関において、「BCPの策定に努めること」とされており、更なる策定率向上が求めら
れている。
・ DPC制度においても、その方向性に沿った対応とすることが考えられるのではないか、という指摘があった。

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