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○入院(その5)について-2 (44 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00122.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第499回  11/24)《厚生労働省》
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入院分科会のとりまとめにおける指摘事項
○ 回復期リハビリテーション病棟について、他院からDPC対象病棟に転院してきた群と、自院に直接入院してきた
群とを比べ、他院から転院してきた群において、転棟までの日数が極端に短く、回復期病棟への転棟前に、一時的
にDPC対象病棟を利用している実態があることは、DPC制度になじまない側面があるのではないか、「リハビリ目
的」で他院から転院してきた症例について、治療目的で入院してきた症例と同様の診断群分類はなじまないのでは
ないか。
○ 治療目的での手術が定義されている診断群分類(160800xx01xxxx)の場合に、他院からの転院と自院への直接
入院とで医療資源投入量の傾向に違いが見られなかったが、これは、明確に手術という治療目的での転院・入院が
行われていることによると想定される一方で、それ以外の診断群分類の場合には、入院元によって医療資源投入量
の傾向に違いが見られたことを踏まえると、例えば、診断群分類を医療資源投入量の実態も捉えた上で区別するこ
とも考えられるのではないか。
○ コーディングについては、DPC対象病院は、コーディングについて適切に理解することが求められることから、
「コーディングテキスト」は、全てのDPC対象病院において、確実に認知・活用いただくことが重要ではないか。
○ コーディングの適切性を高める観点から、中長期的に、「コーディングテキスト」における事例の追加なども検討
すべきではないか。
○ 例えば、急性心筋梗塞のように、発症からの日数によって病態が変わる疾患については、今後、発症日からの
日数で、さらに診断群分類を区別できるよう検討することも考えられるのではないか。

○ これらを踏まえ、今後の対応については、DPC制度においてどのように急性期入院医療を評価するのかというこ
れまでの視点に加え、医療の標準化を通じて、医療の質を高める取組につなげる視点もあわせて議論していくこと
が必要ではないか。

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