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参考資料2 がん対策推進基本計画(第3期)<平成30年3月> (64 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25869.html |
出典情報 | がん検診のあり方に関する検討会(第35回 5/25)《厚生労働省》 |
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診断早期の離職を防止するため、拠点病院等をはじめとする医療機関の協力
の下、ポスターやリーフレットを活用すること等によって、がん患者に対する
治療と職業生活の両立支援について、周知を図る。
国は、患者が安心して復職できるよう、個々の患者ごとの治療と仕事の両立
に向けたプランの作成支援、患者の相談支援及び主治医や企業・産業医と復職
に向けた調整の支援を行う「両立支援コーディネーター」を、拠点病院等、関
係団体及び独立行政法人労働者健康安全機構との連携の下に育成・配置し、主
治医等、会社・産業医及び「両立支援コーディネーター」による、患者への「ト
ライアングル型サポート体制65」を構築する。
「トライアングル型サポート」を行うためには、拠点病院等で相談支援に携
わる者や「両立支援コーディネーター」が、がん患者の治療の状況のみならず、
必要に応じて、がん患者一人ひとりの社会的な背景や生活の状況等を把握する
ことが重要である。国は、がん患者自身や就労支援に携わる者が、がん患者の
おかれた事情を総合的に把握するためのツールとして、患者の治療、生活、勤
務情報等をまとめた「治療と仕事両立プラン(仮称)」を開発する。また、就労
支援に携わる者は、患者個々の事情を把握した上で、患者と事業主との間で復
職へ向けた調整を支援する。
また、国は、就職支援において、拠点病院等と安定所との連携を推進する事
業について、各地域の実情を踏まえながら事業の拡充を図る。さらに、がん患
者の再就職後の就労継続状況について調査を行い、再就職支援に活かしていく。
(イ)
職場や地域における就労支援について
(現状・課題)
「がん対策に関する世論調査(内閣府)(平成 28(2016)年)」では、がん患
者が働き続けるために必要な取組として、
「通院のために短時間勤務が活用でき
ること」、「1時間単位の休暇や長期の休暇が取れるなど柔軟な休暇制度」等が
上位に挙がっており、柔軟な勤務制度や休暇制度の導入が求められている。
65
「トライアングル型サポート体制」とは、病気の治療と仕事の両立を社会的にサポート
する仕組みを整えるため、主治医等、会社・産業医及び患者に寄り添う「両立支援コーデ
ィネーター」によるトライアングル型で患者をサポートする体制のこと。平成 29(2017)
年3月 28 日「働き方改革実現会議」で決定された「働き方改革実行計画」において、構築
するよう定められた。
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の下、ポスターやリーフレットを活用すること等によって、がん患者に対する
治療と職業生活の両立支援について、周知を図る。
国は、患者が安心して復職できるよう、個々の患者ごとの治療と仕事の両立
に向けたプランの作成支援、患者の相談支援及び主治医や企業・産業医と復職
に向けた調整の支援を行う「両立支援コーディネーター」を、拠点病院等、関
係団体及び独立行政法人労働者健康安全機構との連携の下に育成・配置し、主
治医等、会社・産業医及び「両立支援コーディネーター」による、患者への「ト
ライアングル型サポート体制65」を構築する。
「トライアングル型サポート」を行うためには、拠点病院等で相談支援に携
わる者や「両立支援コーディネーター」が、がん患者の治療の状況のみならず、
必要に応じて、がん患者一人ひとりの社会的な背景や生活の状況等を把握する
ことが重要である。国は、がん患者自身や就労支援に携わる者が、がん患者の
おかれた事情を総合的に把握するためのツールとして、患者の治療、生活、勤
務情報等をまとめた「治療と仕事両立プラン(仮称)」を開発する。また、就労
支援に携わる者は、患者個々の事情を把握した上で、患者と事業主との間で復
職へ向けた調整を支援する。
また、国は、就職支援において、拠点病院等と安定所との連携を推進する事
業について、各地域の実情を踏まえながら事業の拡充を図る。さらに、がん患
者の再就職後の就労継続状況について調査を行い、再就職支援に活かしていく。
(イ)
職場や地域における就労支援について
(現状・課題)
「がん対策に関する世論調査(内閣府)(平成 28(2016)年)」では、がん患
者が働き続けるために必要な取組として、
「通院のために短時間勤務が活用でき
ること」、「1時間単位の休暇や長期の休暇が取れるなど柔軟な休暇制度」等が
上位に挙がっており、柔軟な勤務制度や休暇制度の導入が求められている。
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「トライアングル型サポート体制」とは、病気の治療と仕事の両立を社会的にサポート
する仕組みを整えるため、主治医等、会社・産業医及び患者に寄り添う「両立支援コーデ
ィネーター」によるトライアングル型で患者をサポートする体制のこと。平成 29(2017)
年3月 28 日「働き方改革実現会議」で決定された「働き方改革実行計画」において、構築
するよう定められた。
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