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資料4-1 経済財政運営と改革の基本方針2022 (18 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2022/0607/agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(令和4年第8回 6/7)《内閣府》
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き、認知症サポーターが地域で活躍できる場の整備等認知症の人や家族に対する支援を推
進するとともに、第二期成年後見制度利用促進基本計画54に基づき、成年後見制度を含め
た総合的な権利擁護支援の取組を推進する。障害者の就労や情報コミュニケーション等に
対する支援、難聴対策、難病対策等を着実に推進する。感染症による不安やうつ等を含め
たメンタルヘルスへの対応を推進する。
性的マイノリティに関する正しい理解を促進するとともに、社会全体が多様性を受け入
れる環境づくりを進める。
地域と学校が連携したコミュニティ・スクールの導入を加速するとともに、夜間中学の
設置、医療的ケア児を含む障害のある子供の学びの環境整備55、障害者等の様々な体験活
動やこれを含む生涯学習を推進する。
ユニバーサルデザインの街づくりや、交通事業者の接遇向上、高齢者障害者等用施設等
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の適正な利用の推進などの「心のバリアフリー」57の取組を進めるとともに、利用者負担
の枠組みも活用した鉄道等のバリアフリー化を推進する。
(孤独・孤立対策)
「孤独・孤立対策の重点計画」58の施策を着実に推進するとともに、さらに全省庁の協力
による取組を進める。実態調査結果を踏まえた施策の重点化と「予防」の観点からの施策
の充実を図り、重点計画に適切に反映する。いわゆる「社会的処方」の活用、ワンストッ
プの相談窓口の本格実施に向けた環境整備、食・住など日常生活での孤独・孤立の軽減、
ひきこもり支援に資する支援策の充実とともに、アウトリーチ型のアプローチや同世代・
同性の対応促進のための取組を推進し、確実に支援を届ける方策を講ずる。官民一体で取
組を推進する観点から、国の官民連携プラットフォームの活動を促進し、複数年契約の普
及促進等によりNPO等の活動を継続的にきめ細かく支援するとともに、地方における官
民連携プラットフォームの形成に向けた環境整備に取り組む。あわせて、支援者支援など
孤独・孤立対策に関するNPO等の諸活動への支援を促進する方策の在り方を検討する。
若者・女性の自殺者数の増加に対するSNSを含むきめ細かい相談支援など、見直しが
予定されている「自殺総合対策大綱」59に基づき、自殺総合対策を推進する。
(就職氷河期世代支援)
就職氷河期世代の就労や社会参加への支援について、今年度までの3年間の集中取組期
間に加え、2023 年度からの2年間を「第二ステージ」と位置付け、これまでの施策の効果
も検証の上、効果的・効率的な支援を実施し、成果を積み上げる。公務員等での採用を推

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令和4年3月25 日閣議決定。
特別支援学校の教室不足解消に向けた取組を含む。
バリアフリートイレ、車椅子使用者用駐車施設等、旅客施設等のエレベーター、車両等の優先席など。
様々な心身の特性や考え方を持つすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支え合うこと。
令和3年12 月28 日孤独・孤立対策推進会議決定。
平成29 年7月25 日閣議決定。

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