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資料2-2 医薬品等の使用上の注意の改訂について (12 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26332.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和4年度第1回 6/22)《厚生労働省》 |
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10.2 併用注意
薬剤名等
インスリン
2204
ソマトロピン(遺伝
子組換え)(骨端
線閉鎖を伴わな
い成長ホルモン
分泌不全性低身
長症、骨端線閉
鎖を伴わないター
ナー症候群にお
ける低身長、骨端
線閉鎖を伴わな
い軟骨異栄養症
(軟骨無形成症・
軟骨低形成症)に
おける低身長及
び成人成長ホル
モン分泌不全症
(重症に限る)の
効能を有する製
剤)
241 脳下垂体
ホルモン剤
10.2 併用注意
臨床症状・措置
方法
インスリンの血
糖降下作用が
減弱することが
ある。
機序・危険因子
薬剤名等
成長ホルモンが
抗インスリン様
作用を有するた
め。
糖尿病用薬(イン
スリン製剤、ビグ
アナイド系薬剤、
スルホニルウレア
剤、速効型インス
リン分泌促進薬、
α-グルコシダーゼ
阻害剤、チアゾリ
ジン系薬剤、
DPP-4 阻害剤、
GLP-1 受容体作
動薬、SGLT2 阻
害剤等)
臨床症状・措
置方法
本剤投与に
より、血糖値
が上昇するこ
とがある。定
期的に血糖
値、HbA1c
等を測定し、
これらの薬剤
の投与量の
調整を行うこ
と。
機序・危険
因子
成長ホルモ
ンがインスリ
ン感受性を
低下させる
ため。
【「医療用医薬品添付文書の記載要領について」(平成 9 年 4 月 25 日付け薬発第 606 号局長通知)に基づく改訂
(旧記載要領)】
現行
改訂案
禁忌
糖尿病患者[成長ホルモンが抗インスリン様作用を
有するため]
禁忌
(削除)
慎重投与
(新設)
慎重投与
糖尿病患者、耐糖能異常のある患者又は糖尿病
の危険因子を持つ患者[糖尿病患者では、投与開
始前に血糖(血糖値、HbA1c 等)及び糖尿病合併
症(糖尿病網膜症等)の病勢をコントロールしておく
こと。投与開始後は定期的に血糖値、HbA1c 等を
測定し、また、糖尿病合併症(糖尿病網膜症等)を
含め、患者の状態を注意深く観察すること。必要に
応じて、糖尿病用薬の投与量の調整を行うこと。投
与開始後に糖尿病の症状の顕在化又は悪化が認
められた場合は、本剤の投与量の減量又は一時的
な投与中止等、適切な処置を行うこと。耐糖能異常
のある患者又は糖尿病の危険因子を持つ患者(肥
満、家族歴に糖尿病を持つ患者等)では、慎重に観
察すること。糖尿病が顕在化することがある。]
12
22-01 に同じ
薬剤名等
インスリン
2204
ソマトロピン(遺伝
子組換え)(骨端
線閉鎖を伴わな
い成長ホルモン
分泌不全性低身
長症、骨端線閉
鎖を伴わないター
ナー症候群にお
ける低身長、骨端
線閉鎖を伴わな
い軟骨異栄養症
(軟骨無形成症・
軟骨低形成症)に
おける低身長及
び成人成長ホル
モン分泌不全症
(重症に限る)の
効能を有する製
剤)
241 脳下垂体
ホルモン剤
10.2 併用注意
臨床症状・措置
方法
インスリンの血
糖降下作用が
減弱することが
ある。
機序・危険因子
薬剤名等
成長ホルモンが
抗インスリン様
作用を有するた
め。
糖尿病用薬(イン
スリン製剤、ビグ
アナイド系薬剤、
スルホニルウレア
剤、速効型インス
リン分泌促進薬、
α-グルコシダーゼ
阻害剤、チアゾリ
ジン系薬剤、
DPP-4 阻害剤、
GLP-1 受容体作
動薬、SGLT2 阻
害剤等)
臨床症状・措
置方法
本剤投与に
より、血糖値
が上昇するこ
とがある。定
期的に血糖
値、HbA1c
等を測定し、
これらの薬剤
の投与量の
調整を行うこ
と。
機序・危険
因子
成長ホルモ
ンがインスリ
ン感受性を
低下させる
ため。
【「医療用医薬品添付文書の記載要領について」(平成 9 年 4 月 25 日付け薬発第 606 号局長通知)に基づく改訂
(旧記載要領)】
現行
改訂案
禁忌
糖尿病患者[成長ホルモンが抗インスリン様作用を
有するため]
禁忌
(削除)
慎重投与
(新設)
慎重投与
糖尿病患者、耐糖能異常のある患者又は糖尿病
の危険因子を持つ患者[糖尿病患者では、投与開
始前に血糖(血糖値、HbA1c 等)及び糖尿病合併
症(糖尿病網膜症等)の病勢をコントロールしておく
こと。投与開始後は定期的に血糖値、HbA1c 等を
測定し、また、糖尿病合併症(糖尿病網膜症等)を
含め、患者の状態を注意深く観察すること。必要に
応じて、糖尿病用薬の投与量の調整を行うこと。投
与開始後に糖尿病の症状の顕在化又は悪化が認
められた場合は、本剤の投与量の減量又は一時的
な投与中止等、適切な処置を行うこと。耐糖能異常
のある患者又は糖尿病の危険因子を持つ患者(肥
満、家族歴に糖尿病を持つ患者等)では、慎重に観
察すること。糖尿病が顕在化することがある。]
12
22-01 に同じ