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資料2-2 医薬品等の使用上の注意の改訂について (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26332.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和4年度第1回 6/22)《厚生労働省》
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8. 重要な基本的注意
(新設)

8. 重要な基本的注意
褐色細胞腫の合併を認識していなかった状態でベ
タメタゾン製剤(注射剤)を投与した際に褐色細胞
腫クリーゼを発現したとの報告がある。本剤投与後
に著明な血圧上昇、頭痛、動悸等が認められた場
合は、褐色細胞腫クリーゼの発現を考慮した上で
適切な処置を行うこと。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
(新設)

9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
褐色細胞腫又はパラガングリオーマのある患者及
びその疑いのある患者
褐色細胞腫クリーゼがあらわれることがある。

【「医療用医薬品添付文書の記載要領について」(平成 9 年 4 月 25 日付け薬発第 606 号局長通知)に基づく改訂
(旧記載要領)】
現行

2215

テイコプラニン

611 主として
グラム陽性菌
に作用するも


改訂案

副作用
重大な副作用
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal
Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(StevensJohnson 症候群)、紅皮症(剥脱性皮膚炎):
中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、紅
皮症(剥脱性皮膚炎)があらわれることがあるの
で、観察を十分に行い、異常が認められた場合に
は投与を中止し、適切な処置を行うこと。

副作用
重大な副作用
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal
Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(StevensJohnson 症候群)、急性汎発性発疹性膿疱症、紅
皮症(剥脱性皮膚炎):
中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性
汎発性発疹性膿疱症、紅皮症(剥脱性皮膚炎)が
あらわれることがあるので、観察を十分に行い、異
常が認められた場合には投与を中止し、適切な処
置を行うこと。
(注)患者向医薬品ガイドを作成する医薬品に特定する。
【「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(令和 3 年 6 月 11 日付け薬生発 0611 第 1 号局長通知)に基づく
改訂(新記載要領)】

現行

改訂案

11. 副作用
11.1 重大な副作用
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal
Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(StevensJohnson 症候群)、紅皮症(剥脱性皮膚炎)

11. 副作用
11.1 重大な副作用
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal
Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(StevensJohnson 症候群)、急性汎発性発疹性膿疱症、紅
皮症(剥脱性皮膚炎)

(注)患者向医薬品ガイドを作成する医薬品に特定する。

令和4年6月 10 日発出
2216

コロナウイルス修
飾ウリジン RNA

631 ワクチン


【「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(令和 3 年 6 月 11 日付け薬生発 0611 第 1 号局長通知)に基づく
改訂(新記載要領)】

22

国内及び海外症例を評価し、専門委員の意見も聴取した結
果、使用上の注意を改訂することが適切と判断した。

評価症例のうち、「急性汎発性
発疹性膿疱症」の直近 3 年度
の集積状況は以下のとおり。
・国内 0 例
・海外 2 例(うち、医薬品と事
象との因果関係が否定できな
い症例 1 例)【死亡 0 例】