よむ、つかう、まなぶ。
資料2-2 医薬品等の使用上の注意の改訂について (15 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26332.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和4年度第1回 6/22)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
特にターナー症候群においては、耐糖能の低下を
合併することがあり、経過を注意深く観察すること。
〈成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)〉
本剤の投与により血糖値、HbA1c の上昇があらわ
れることがあるため、定期的に血糖値、HbA1c あ
るいは尿糖等を測定し、異常が認められた場合は
投与量の減量あるいは投与中止を考慮すること。
〈成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)〉
(削除)
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
(新設)
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
糖尿病患者、耐糖能異常のある患者又は糖尿病
の危険因子を持つ患者
糖尿病患者では、投与開始前に血糖(血糖値、
HbA1c 等)及び糖尿病合併症(糖尿病網膜症等)
の病勢をコントロールしておくこと。投与開始後は定
期的に血糖値、HbA1c 等を測定し、また、糖尿病
合併症(糖尿病網膜症等)を含め、患者の状態を注
意深く観察すること。必要に応じて、糖尿病用薬の
投与量の調整を行うこと。投与開始後に糖尿病の
症状の顕在化又は悪化が認められた場合は、本剤
の投与量の減量又は一時的な投与中止等、適切
な処置を行うこと。
耐糖能異常のある患者又は糖尿病の危険因子を
持つ患者(肥満、家族歴に糖尿病を持つ患者等)で
は、慎重に観察すること。糖尿病が顕在化すること
がある。
10. 相互作用
10.2 併用注意
10. 相互作用
10.2 併用注意
薬剤名等
インスリン
臨床症状・措置
方法
機序・危険因子
薬剤名等
インスリンの血
糖降下作用が
減弱することが
ある。
成長ホルモンが
抗インスリン様
作用を有するた
め。
糖尿病用薬(イン
スリン製剤、ビグ
アナイド系薬剤、
スルホニルウレア
剤、速効型インス
リン分泌促進薬、
α-グルコシダーゼ
阻害剤、チアゾリ
ジン系薬剤、
DPP-4 阻害剤、
GLP-1 受容体作
動薬、SGLT2 阻
害剤等)
臨床症状・措
置方法
機序・危険
因子
本剤投与に
より、血糖値
が上昇するこ
とがある。定
期的に血糖
値、HbA1c
等を測定し、
これらの薬剤
の投与量の
調整を行うこ
と。
成長ホルモ
ンがインスリ
ン感受性を
低下させる
ため。
15
合併することがあり、経過を注意深く観察すること。
〈成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)〉
本剤の投与により血糖値、HbA1c の上昇があらわ
れることがあるため、定期的に血糖値、HbA1c あ
るいは尿糖等を測定し、異常が認められた場合は
投与量の減量あるいは投与中止を考慮すること。
〈成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)〉
(削除)
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
(新設)
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
糖尿病患者、耐糖能異常のある患者又は糖尿病
の危険因子を持つ患者
糖尿病患者では、投与開始前に血糖(血糖値、
HbA1c 等)及び糖尿病合併症(糖尿病網膜症等)
の病勢をコントロールしておくこと。投与開始後は定
期的に血糖値、HbA1c 等を測定し、また、糖尿病
合併症(糖尿病網膜症等)を含め、患者の状態を注
意深く観察すること。必要に応じて、糖尿病用薬の
投与量の調整を行うこと。投与開始後に糖尿病の
症状の顕在化又は悪化が認められた場合は、本剤
の投与量の減量又は一時的な投与中止等、適切
な処置を行うこと。
耐糖能異常のある患者又は糖尿病の危険因子を
持つ患者(肥満、家族歴に糖尿病を持つ患者等)で
は、慎重に観察すること。糖尿病が顕在化すること
がある。
10. 相互作用
10.2 併用注意
10. 相互作用
10.2 併用注意
薬剤名等
インスリン
臨床症状・措置
方法
機序・危険因子
薬剤名等
インスリンの血
糖降下作用が
減弱することが
ある。
成長ホルモンが
抗インスリン様
作用を有するた
め。
糖尿病用薬(イン
スリン製剤、ビグ
アナイド系薬剤、
スルホニルウレア
剤、速効型インス
リン分泌促進薬、
α-グルコシダーゼ
阻害剤、チアゾリ
ジン系薬剤、
DPP-4 阻害剤、
GLP-1 受容体作
動薬、SGLT2 阻
害剤等)
臨床症状・措
置方法
機序・危険
因子
本剤投与に
より、血糖値
が上昇するこ
とがある。定
期的に血糖
値、HbA1c
等を測定し、
これらの薬剤
の投与量の
調整を行うこ
と。
成長ホルモ
ンがインスリ
ン感受性を
低下させる
ため。
15