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6.医師の働き方改革を進めるための タスク・シフティングに関するヒアリング 公益社団法人 日本看護協会 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05804.html
出典情報 医師の働き方改革を進めるための タスク・シフティングに関するヒアリング(第3回 7/26)《厚生労働省》
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2-②薬剤を用いた療養上の世話をタイムリーに提供
現在の仕組みと課題
看護師は患者の状態をアセスメントしながら必要な療養上の世話をタイムリーに提供。
しかし、薬剤は医師が診察・処方しなければ使用できない。
⇒医師が指示を出すまでは薬剤を使用することができない。
現場では、医師が看護師の提案した薬剤を処方することも多い。
199床,2次救急拠点病院の内科病棟、常勤医師●名
誤嚥性肺炎、脱水、尿路感染が多い

日中、
医師は外来や
検査で病棟に
不在

仙骨部の表皮が剥がれている
ので●●(ドレッシング剤)を

3日間排便がなく、
お腹が張っているので
下剤を
原宿花子さん、82歳

肺炎で入院5日目
高血圧・糖尿病あり

安静で腰痛が悪化して
いるので、湿布を
皮膚の乾燥が強く、
褥瘡リスクも高いので
ワセリンを

対応:療養上の世話に必要な薬剤を看護師が判断・使用できるようにする
(例)

排便コントロール:下剤,浣腸液,止痢剤,整腸剤など
スキンケア:軟膏(ワセリン,アズノール,ヒルドイド,ゲンタシンなど),ドレッシング剤、目薬(ヒアレインなど)
疼痛緩和:湿布,麻薬を除く鎮痛剤など

期待される効果:状態の変化に応じ、タイムリーに療養上の世話を提供
+医師の業務負担も軽減
公益社団法人 日本看護協会

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