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看護の処遇改善に係る診療報酬上の対応に向けた技術的検討において必要な調査・分析について その4_入-1 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00156.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和4年度第4回 7/20)《厚生労働省》
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中医協総会における主な指摘

中医協 総-3-1
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【3月23日 中央社会保険医療協議会総会】
〇 診療報酬で処遇改善に対応していく際には、
・ 評価方法、例えば、基本診療料で評価するのか、加算で評価するのか、あるいは新設項目で評価するのかという
点、
・ 評価の平準化、つまり、患者数の変動等により影響を受けることとなるため、処遇改善という安定的であるべき制
度との考え方の両立が難しいこと、
・ 先行して実施された介護報酬による処遇改善や、2月から実施されている補助金と比較した場合の違い等、
様々な難しい課題が数多くあると予想される。
〇 対象となる看護職員数、患者数、算定方法等さまざまな課題があるので、慎重な議論をお願いしたい。また、しっか
り賃金に反映されるよう報告書の提出を求める等の仕組みが必要ではないか。一方、手続きが煩雑になりすぎないよ
うに検討いただきたい。
〇 診療報酬の場合は、看護職員数だけでなく、患者数にも影響を受けるため、補助金と比較すると医療機関毎に過不
足が生じる可能性があり、各医療機関にはその点を理解いただく必要がある。また、適切に処遇に反映されている
か、事後検証の仕組みも必要ではないか。
〇 現在の補助金による制度においても、対象となる施設とならない施設、対象となる職員とならない職員がいるため、
様々な意見があるところ。診療報酬では、そのような意見も踏まえながら検討を進めることが必要。
〇 診療報酬において処遇改善の仕組みを導入するにあたっては、介護報酬における処遇改善の課題も踏まえた丁寧
な対応をお願いしたい。
〇 分科会では、複数の論点に係る様々な技術的課題について、解決案を検討するにあたって必要な論点整理の作業
を、関係者の意見もよく踏まえながら作業いただき、総会に報告いただくよう、お願いしたい。

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